謙虚さからの幸せ          こもとも子『ごほうびごはん』 - 豚か狼か

謙虚さからの幸せ          こもとも子『ごほうびごはん』

週刊漫画TIMES
12 /31 2015

 これはもう、死ぬまで繰り返されるコトなんですが、『自分はもっと謙虚にならなきゃいけないな~』というのがある・だけど本質的には我の強いタイプなんで、まあ『せめて心に留めておかないとね』とは思う。


 マンガというのは基本的にフィクションである。ただ、フィクションと言っても、手からビームが出たり、スーパーロボットに乗ったりの『手に届かない』と、バイク・自転車に乗ったりとかメシを食うとかの『手に届く』という違いもある。


 作品から滲み出る謙虚さを吸収して、自己の幸せに結びつける。『手に届くフィクション』というのはそういう役割もある。



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 さて、先日三巻が発売されました、こもとも子先生の『ごほうびごはん』です。いや~、俺、このマンガ好きだわ。


 で、この作品の『どこか好き?』と考えるて、腑に落ちるのが『謙虚さからの幸せ』というのが描かれていて、とても刺激になる。特に自分のようなタイプには必須な栄養素……という感じで。


 OLの咲子が楽しみにしているもの、それは一週間に一度の『ごほうびごはん』であった…というフォーマットなんですが、三巻にもなってくるとなかなかに作品にひろがりを見せてきた。どうでもいいが、芳文社って密かにくいものマンガ好きだよな。週刊漫画TIMESだと、『ごほうびごはん』の表紙もさるコトながら、『信長のシェフ』も食い物マンガだし、『解体屋ゲン』も表紙でなんだかよく食欲アッピールしてるし。


 このマンガは『食べる』という題材のマンガですが、そもそも『食べるマンガ』というのはなぜもこんなに根強く誰からも好かれるのか?と考えたら、答えは簡単『誰もが食べて生きているから』というコト。

 
 でも、それって、人によってスタイルは全然違う。このマンガのスタイルとしては『謙虚さ』が滲み出ている。この作品は『人をよく見ている』し、『そこから学ぼう』という意識が感じられる。そして、その学びから『幸せ』というものを描いている。


 『幸せというのは今ある状況で考えて引き寄せたものに与えられるごほうびなんだよ』


 ……というコト。水前寺清子じゃないけど『歩いていこう』という謙虚な意識は自分も見習いたいものです。


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 今回で『おっ』と思ったのが、部長の対応だ。彼もまた過去に『つい腹が立ってやらかした』というのがあって、そこら辺は丁寧に描かれてました。なんつーか、部長は40後半ぐらいの設定だと思うのですが、『謙虚さがある限り、人はいつでも成長できる』というのも感じられるなあ……。



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 あと、マンガキャラで自分の正座とか血液型とかかぶると『ちょっと嬉しい』のですが、これは『魚座あるある』だな~。魚座って、いつも最後に回されるからヤキモキするんですよね。



 
 このマンガは『ニコニコ静画』で試し読みができますのでどうぞ!!
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宇都宮 勇

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