なんかひたすら頑張っているイメージ         横田卓馬『背すじをピン!と 鹿高競技ダンス部へようこそ』    - 豚か狼か

なんかひたすら頑張っているイメージ         横田卓馬『背すじをピン!と 鹿高競技ダンス部へようこそ』   

横田卓馬『背すじをピンと!』『シューダン!』とかとか
01 /04 2016

 『なんで俺のオススメしたマンガ読まなかったの?』『ん…表紙見たらつまらなそうだから』『なんで読んでもないのにつまらないって決め付けるんだよ!!』


 ……みたいなやり取りがある。で、俺のスタンスなんですが、こともあろうにマンガブログやっていながら『えっ?つまらなそうだから読まなかったって立派な理由じゃね?』とか思ってしまう。これがマンガの残酷なトコロであるが、第一印象から勝負は始まる。それを通過しないからには始まらない。そもそも『つまらなそうだから読まなかった』というのは普通は誰も言わないのだ。恐ろしいコトに。


 が、そういうイメージというのも大事でマンガ家さんはその定着に四苦八苦しているのよ……。



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 …というコトで今回は二巻の発売されました『すじピン』でござる。


 身もフタも無い言い方だけど


 このマンガってなんかひたすら頑張っているイメージなんです。ええ、そりゃもう必死に。だからそれが良い。


 俺がよく『何を言ったかじゃなくて、誰が言ったか』と書いてますが、ありゃ『社会的立場が高いヤツの言葉ほど尊い』なんてのと違う。むしろ立場が遠ざかるほどに白々しくなる場合もある。むしろ身近なヤツの言葉のが信用したくなる。


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 それにしてもこのマンガの主人公は地味だよな……。つーか、本当に『どこにでも居る普通の少年』だったりする。だいたいマンガの主人公の『普通』というのはスペック高かったり、はたまた棚ぼた的に能力が与えられたりするけど、このマンガは本当に『普通』だ。が、その『普通』の少年が何をしているかと言えば『なんかひたすら頑張っている』というコト。


 アナタが求めているアレコレを、生まれながらに全てを持っていて過程をスッ飛ばしているヤツがこれ見よがしに説いたらイラッとするだろ?俺はバリバリするね!!チャンスがあったらソイツを出し抜いてスカッとするね!!


 だけど


 だけど、アナタの隣りにアナタと同じような『普通の人』があがいた結果、それを手にしたら……俺にも出来るんじゃないか?よし、やってみよう!!という勇気をくれると思う。


 このマンガは『競技ダンス』という変わった題材だけど、描かれている根底は『俺だってできるかも?』という励ましなのだ。さすが、ジャンプ!!さすがナンバーワンのマンガ雑誌だ!!王道だ!!


 全く、俺がヒイキしているチャンピオンがジャンプを倒すのは本当に大変だな……。まだまだ『普通』にマンガ読む人にとってチャンピオンは『つまらなそうだから』というイメージがある。まあ、本当、イメージは大事だ。



 
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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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