バイオレンス特急         瀬口忍『囚人リク』  - 豚か狼か

バイオレンス特急         瀬口忍『囚人リク』 

瀬口忍『囚人リク』
01 /18 2016


 人間は元々残虐な動物であって、それが欠乏すると大変なストレスになるのでよろしくない。


 ……と思ってます。そういう攻撃性は誰にでもある。大なり小なりある。『俺は無いよ』という人が居るならば、それは『情念そのものが薄い方』なのではなかろうか?少なくとも自分は『攻撃性』『破壊衝動』等々が自分の内にあるのは自覚している。要はうまく処理すればいいのだ。三大欲求と一緒でうまく処理すればなんらの問題は無い。そして、そういう欲求はマイナスだけでなくプラスの側面もあるしね。


 で、俺ってマンガにおけるバイオレンス描写というのが大好きで、特に『笑える』要素があるのが好き。笑っちゃマズイだろ……と思いつつも笑ってしまうようなヤツ。『北斗の拳』の汚物は消毒だーーーッ!!ヒャッハー!!とか最高です。つーか、フィクションというのはそれをコントロールしたりいいトコ取りできるのが長所です。



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 今週の『囚人リク』は天野をかばった松尾がフルボッコ……というコトで熱い友情に感動するはずです。するはずなんですが……


 ごめんなさい。俺、もうゲラゲラ笑ってました。


 そもそもに開始1ページ目に大場がキレイに服脱いで畳むトコからページめくると、いきなり見開きでパンチとかビックリするわな!!俺、ページをスッ飛ばしたかと思ったよ!!まあ、食らった松尾もそのぐらいいきなり殴られた…という感覚で、マンガのコントロール要素でグーなテクニックです!!


 が、それでも俺の理性はブリーフに靴下という完璧な大場ファッションを堪えてみせた。『笑ったらいけない!!』という理性がそうさせた。



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 そして、松尾のメッタ打ちで理性外れて大爆笑でした!!


 だって、だってさあ……


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 ブリーフに名前書いてあんだぜ?これはもう笑うしかねぇだろ!!


 そう、マンガとかのバイオレンス笑いというのは『理性のタガを外す』というのが前提としてあって、これのハードルはなかなか高い。ただ、『笑う』にしても、『理性のタガを外した』というのが『攻撃性への浄化作用』というのにとても効果的に感じます。


 マンガの暴力描写は人によってハードルは様々なんですが、読んでいてる方は『笑うのをためらわなくていい』と考えてます。それは動物には理解できない領域であり、人間に許された笑いなのだから。


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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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