死験         ざら『ふたりでひとりぐらし、』 - 豚か狼か

死験         ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
01 /19 2016


 マンガというのは『学生』が主人公であるコトが多いけど、ヤンキーマンガ・スポーツマンガというのは授業とかの描写はほとんどない。逆にきらら系は学生生活描写が多い。特に今度アニメ化する『三者三葉』などはその比率が高いのに10年以上続いているってスゴイよね(そして、今からアニメ化とか)。


 マンガの試験エピソードというのは結構好き。だって、誰もが勉強するだけでも大変なのに、さらにはランキングまで付けられるなんて嫌に決まってんじゃん!!その『嫌い』をマンガという娯楽にするというのは興味深いし、その作者の経験・考え方が強く反映される。


 2016042.jpg


 分かった。ざら先生はよっぽど試験が嫌いだというコトが。



 今回の『ふたりでひとりぐらし、』は『試験』という題材で、やはり、きらら系では他のマンガ誌より比率高めです。なのでネタに関してはイロイロなアプローチがなされているし、何より同誌には『きらきら☆スタディー』というお勉強マンガがある!!これは難しいお題になっている!!

 じゃあ、『とどろけ!一番』とか『塾師べんちゃん』みたいなアレ路線もアリなのだが、そんなコトをしたら二度ときらら系では描かせてくんなくなるだろうし。


 『試験前って、なんだかお掃除したくなるよね~』


 ……というフレーズがマンガではよくあって、それこそ深夜アニメのテンプレ展開ぐらいに食傷気味ではあるが。このネタ、このネタである。今回の『ふたりでひとりぐらし、』はそのネタをとことんまで掘り下げる一点突破というアプローチをしてきたのが面白い!!読み終わって『あっ、そういうやり方もあるんだ!!』と目からウロコでした。


 そして、同時に『ざら先生は試験が嫌い。超嫌い。なのでそれに合わせて柔軟に対応します』というのも理解した。コレ、そういう人じゃなきゃ描けない領域になってます。


 2016043.jpg


 今回はおそらく年末進行があっての絵柄チェンジ&減ページだと思いますが(しかくいシカクでもあった)、今回はこれがスゴいツボでしたね~。

 
 それにしても、マンガ家にとっての『年末進行』というのは学生時代の試験みたいな感覚なのだろうか?だとしたら、こういう方法でクリアしてしまう、ざら先生は要領がいいな~。まあ、要領が良かろうと嫌いなモンは嫌いでしか無いのですが。個人的にはもう正月なんてイベントはエロゲーの中だけでいいんじゃね?とか思ってますが。


スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

メールはコチラまで
BQE01233(あっとまーく)nifty.ne.jp