お前もバカだな           藤井良樹・佐藤周一郎『BADBROS』 - 豚か狼か

お前もバカだな           藤井良樹・佐藤周一郎『BADBROS』

週刊少年チャンピオン
03 /24 2016


 『修羅の刻』はもちろんフィクションであるが、柳生十兵衛編にあたって作者の興味は『天下泰平の時代に富も名誉も欲せず、ただただ己の強さを求めたバカである。そういうバカが好きだ』というのがあったらしい。


 『やっぱり、テメェはただの大馬鹿だ。ただ強くなるだけにしか興味がねぇ!!』


 …なんてセリフが象徴的ですが。ただ、コレはマジで言うが『こんな人間になったらいけない』というコト。これは全くほめられないことで、人間としちゃ大問題であり、そういうタイプの人間は排除されるのだ。



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 このマンガの主役って醍醐じゃね?


 …と思っている方も多いだろう(俺もだけど)。が、今回を読んだ方はご存知の通りです。


 ひょっとして、醍醐はバクチはほどほどに付き合っていればそれなりの幸せはつかめたんじゃないかな~と思います。が、巡り巡って『やっぱり野球』であった。しかし、そこには華やかさが全くない落ちぶれた世界で。


 が、醍醐は最後の最後でバカになれた。


 せめて最後の瞬間に『彼は納得している』と信じたいな。



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宇都宮 勇

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