真面目に少年マンガ       架神恭介・渡辺義彦『放課後ウィザード倶楽部』 - 豚か狼か

真面目に少年マンガ       架神恭介・渡辺義彦『放課後ウィザード倶楽部』

週刊少年チャンピオン
03 /27 2016


 真面目は好きで、そういうのから遠い自分には憧れです。




 真面目というのは地道&地味である。

 真面目というのは評価されづらい。

 真面目というのは延々と続けるコトに耐えられる意志が必要。


 ……等々。


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 『放課後ウィザード倶楽部』は予告カットを見て期待するものがあった。それは『少年たち』を前面に出していると感じたから。イマドキのこういうのはラノベチックになっててチャンネーいっぱいですが、このマンガは『少年たち』というのを感じられて


 イマドキにこんなコトするならバカだなあ


 …というのがあって期待していた。


 今週は『怪我を治すヒーリングの魔法は肌と肌を触れ合う』というのがあって、サービスシーンでもあるのですが、自分はその後の描写に『これは…!!』と感じた。



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 そう、このぐらいの年頃の『少年たち』は気恥ずかしくてこういうリアクションになるんですよね。ただ、こういう描写はイマドキじゃない。だけど


 だけど、俺は『このマンガ、真面目に少年マンガ目指しているな』と思った。


 また、その後にニトリが妹たちの世話をしながら、キチンと勉強しているシーンが入っているのも好印象だ。『コイツ、バカだけど真面目じゃん』って。やっぱり真面目なヤツって印象は良いですよね。


 今、マンガを購読して支えている層というのは俺ぐらいの世代から30代前半かな…と考えてます(詳しいデータは知らない)。それは最もマンガが盛んな時代と合致するだろう。今は若い世代はあんまりマンガを読まないし、マンガでワクワクするコトも少ないだろう。


 だから流れとして、俺たち世代に焦点を絞ったマンガが増える傾向に感じる。


 そんな中にあって、この『放課後ウィザード倶楽部』は『少年たち』に向けた真面目なマンガに感じます。こういう作品が若い世代に評価されると嬉しいなあ。



 

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宇都宮 勇

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