配分        吉住ケンタ『聖なる星』 - 豚か狼か

配分        吉住ケンタ『聖なる星』

週刊少年チャンピオン
03 /31 2016
 極端な話、ページをできるだけ少なくしろとか思っている。


 今のマンガというのはペースが遅い。特にヒット作になったものは話が進まない。もちろんそうなる事情はあるんだけど、これからの時代はますますマンガは厳しくなるので今みたいなチンタラマンガばかりだとマンガに対して興味を失う若者も多いんじゃなかろうか?


 20160198.jpg


 さて、新人賞の吉住ケンタ先生の『聖なる星』ですが、けっこう面白かったというのはあるのですが、気になる点も多々あった。厳しい言い方であるが、まずこのマンガが単行本になってもおそらく売れないというコト。ドコが悪いとかでなく『全体的に』と言わざる得ない。先にも言ったけど、『俺が好き』と『商業として成立する』というのは違うのだ。


 『ページ数を半分にして1ページあたりの製作時間を倍にする』


 …という感じかな。この内容の読み切りで36ページは冗長すぎる。場合によっては新人であっても8ページでまとめられるレベルの作家もいるだろう。あと、絵そのものは描ける方だと思うのですが、もっと丁寧でいい。新人の段階でそういうの覚えたらイカンと感じます。


 ドラマとしても『泰克が新たに生きる具体的な目標を見つける』ぐらいに進めておかないとアンサーとして弱いだろう。新人なんだからもっと悪目立ちするぐらいで丁度いいとか思うんですよ。


 なんつーか、この作品から感じるのが『勿体無い』なんですよね。本当はもっともっと速くてコーナーなんかブレーキがガツンと効いてギャロッと旋回するようなポテンシャルあるのに、ビビッてアクセル踏めないみたいな歯がゆさが。


 今回の受賞はそこら辺の『将来性』を買われたと思うのですが、次はもっとパンチ効いたのお願いしたいですね~。

スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

メールはコチラまで
BQE01233(あっとまーく)nifty.ne.jp