その当たり前に           瀬口忍『囚人リク』 - 豚か狼か

その当たり前に           瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
04 /10 2016


 当ブログでしばしば書いているコトで、コレを書くのは『認めない』とか『アナタは人間としておかしい』と言われるかもしれないが、ここはあえて。


 『死んだ方が良い人間は存在する』


 …というコト。これは『残念ながら』と付け加えて。なぜ残念かと言えば『そういうのを生かしておくと、世の中がどんどん狭まっていく』というコトだ。なんでもかんでも主張を尊重するというコトはそういうコトになるというコト。現にその兆候は現われている。


 『ワイルド7』で、悪党が『殺さないでくれ!!そりゃ死刑は確実だが、裁判とかの期間の間は生が保証されている』という感じに人権主張したが主人公・飛葉は『そのコストが無駄になる。今なら鉛弾一発の経費で済む』と脳天撃ち抜くのですが。これは『世の中をどんどん狭まらせない為』でもあり『まして悪党にそれを与えない』というコトだ。罪には罰が必要なのです。残念ながら。



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 ただ、やっぱりそうアッサリ割り切れるものじゃないんですよね。人間は。


 当たり前の話なのですが『そういうヤツにも絶対に親が居る』というコト。これは人類史上唯一人の例外も無く。ただ憎憎しい相手にはついその『当たり前』を忘れちゃうんですよ。


 沢田というキャラは明らかに『死んだ方が良い側の人間』だ。そこに『人権』とか『改心の機会』とか一切は要らない。あったら『世界が狭まる』のだ。


 今週は『沢田の過去』が描かれて、その根底が見えたのですが、『残念ながら』それでも『死んだ方がいい』というのは自分の中では変わらない。ただ殺せるかというと『自分かわいさの臆病』という理由で難しい。誰だって『正しい側』に居たいのだから。そこに『こういう動機があったんだよ』とか『だから仕方なかったんだよ』という安っぽいドラマでも無いように感じる。



 『死んで当然の人間にも親は居たんだよ』という当たり前を描いたのだ。これって忘れちゃいけないコトだと思うんですよ。


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宇都宮 勇

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