最後にすがるもの        藤井良樹・佐藤周一郎『BADBROS』 - 豚か狼か

最後にすがるもの        藤井良樹・佐藤周一郎『BADBROS』

週刊少年チャンピオン
04 /23 2016

 最近ではあんまり見なくなった演出なんだけど


 追い詰められた金持ちが束札持って『これで俺を救え!!』とか言って、あきれ返った主人公が殴り倒して、束札がヒラヒラなるんですよね。で、『俺の金~!!』とか拾い集めてんの。


 あれ、妙に好き。俺が金持ちになったら是非とも再現したいシチュエーションです。もちろん殴られる側で。勇チャンは重度のマゾヒストなのだ。


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 人にはそれぞれ『最後にすがるものがある』と感じてますが、そこに『人間らしさ』は集約される。で、上記のようなシチュエーションを最初に考えた方は誰かは知らないが、非常に秀逸なものだと思う。『俺は人間が信じられない。信じているのは金だけだ』という言葉があるけど、あれを言える人間はマジでスゴイと思います。俺、そんなコト絶対に言えない。だって、お金というのは人間社会が健全に機能して初めて機能する道具であり、つまりは人間を信じているというコトなんだから。


 さて、これはもう終了が避けられない『BADBROS』ですが、最後にすがったものは『野球への愛着』だったように思います。


 別に野球に限った訳じゃないのですが、その『最後にすがるもの』というのはそれまで『どう付き合ってきたか?』の集大成でもある。


 好きなモノというのは何を言われようと『誠実に向きあうモノ』と思ってます。

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宇都宮 勇

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