慣れの恐ろしさ      架神恭介・渡辺義彦『放課後ウィザード倶楽部』 - 豚か狼か

慣れの恐ろしさ      架神恭介・渡辺義彦『放課後ウィザード倶楽部』

週刊少年チャンピオン
04 /30 2016


 『う、うわぁ、火!!火が!!母さん!!』


 ……と名も無き青年ジオン兵の死のシーンだ。『機動戦士ガンダム』の名作要素として、今までが宇宙人とかの侵略に対してのロボットプロレスであったのに対して、戦争という冷徹な視点で作品が描かれていたコト。なので初期は戦いに巻き込まれていく人々が描かれていたが、後半にもなってくると『慣れ』が生じて、そういう感じで見なくなる。で、そこで『戦争』を感じさせる描写が入っていてゾッとするのだ。



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 ただ『慣れ』というのは生きていくのに最重要な要素ではある。これが無いと生きていけない。ただ同時に諸刃というコトで、特に自覚は必要だし、疑問も持った方が良いだろう。


 今回の『放課後ウィザード倶楽部』は敗北して蹂躙される敵を初めて目の当たりにして動揺する那由多が描かれてますが、同時に『そういうものんだ』と慣れきった他の面々の対比が面白い。


 この歳になって考えるコトなんですが『常に疑問を持つ』というのは大事なコトだな~と。特に『そういうもんだ』となっているコトに対しては。モラルとかそういうコトじゃなくて、何より自分自身の為なんですが。


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宇都宮 勇

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