この卑しい豚め!!         こるり『桃色トランス』 - 豚か狼か

この卑しい豚め!!         こるり『桃色トランス』

マンガレビュー
05 /03 2016


 マンガブログやってて嬉しいのは『ヒイキしていたマンガ家さんがイイ感じのマンガを描いてくれる』というコトです。ええ、全くの俺主観の俺だけの為ですが。


 なにしろマンガは大変だ。試しに数ページでいいから描いてみよう……まあ、ほぼ100%の人間が挫折する。そんなハードな世界で忍耐強く描かれるというのは本当にスゴイと感じてます。俺は傍観者なのだ。だからこそ嬉しいのですが。




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 …というコトで今回は こるり先生の『桃色トランス』です。


 こるり先生と言うと以前『魔法少女Lv.0』の記事を書いて今回読み返してみたのですが、あの時の気持ちから自分の中では変わってないな……と。記事にも書きましたが『丁寧さ』というのがあって絵がとても魅力的な方でした。もちろんそれだけではなく、『スムーズに読んでもらう』等、マンガテクニックが念入りで真面目な印象がありました。



 さて、この『桃色トランス』ですがやっぱり『百合マンガ』というのに分類されると思うのですが、自分としては『こるり先生のマンガ』という印象が強く、まして長らく待った(魔法少女から三年だしね)初オリジナル単行本というコトで『マンガ家・こるり先生』を楽しみにしていました。こるり先生と言うとやっぱり『艦これのこるり先生』という方も多いと思いますが、マンガ家としてのこるり先生としても楽しんでもらえたら幸いです。


 この『桃色トランス』という作品もまた『魔法少女Lv.0』時代からの良かった部分を引き継ぎパワーアップしておりますが、やはり『むやみに説明的にならない』という部分がマンガとして面白い。今のトコロはキャラクターも少なめで、途中から読んでも楽しめるというゴルゴ方式は娯楽としてのマンガを強く感じる。


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 右・藤沢あおい~生徒会長。いやらしく肥えたカラダをもてあます。みんなから玩具(オモチャ)にされる。

 左・川越かなで~副会長。真面目さん。あおい大好き。


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 右・小金井花~真面目に辛辣。私見ですがいちばんスケベなのはこのコだと思います。ムッツリーニ。

 左・大塚南~理事長の孫。縦ロール。スイッチが入るとSキャラに変身するのだ!!


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 佐倉うてな先生~先生です。甘えんぼソデがタマラン!!どうでもいいが、これの元祖ってやっぱり『オバケのQ太郎』のハカセなんだろうか?


 …とまあ五人なんですが、先生は出ない回のが多いので、実質的にカルテットな作品です。


 このマンガのキモと言えば『アレなシーン』になるんですが、これがまたネットリとなぶっていく感じがとても良い!!なんつーか『読んでいて五感が先鋭化しているような錯覚』を受けると言えばいいのだろうか?これは確かに『桃色トランス』というタイトルに偽りが無い。見事な合致だ。


 また、あおいがダラシ無い肥え太った豚(誉めてます)なせいか、食べ物がよく出てくるんだけど、『どれも旨そう』というのが笑える。こるり先生って、グルメマンガの資質もあると思うな~。


 まあ、イロイロ書いたのですが自分としては根っこは単純で、『やっぱ、こるり先生のマンガは相変わらずいいな~』と。でもって、それがとても嬉しいのです。やっぱりマンガというのは『嬉しい』があるから離れられない。



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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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