第二回・百本組手!!①        星野茂樹・石井さだよし『解体屋ゲン』 - 豚か狼か

第二回・百本組手!!①        星野茂樹・石井さだよし『解体屋ゲン』

週刊漫画TIMES
05 /09 2016

 さあ、『解体屋ゲン』の無料配信セカンドシーズン到来だぜッ!!


 そう、期間限定の無料だからこそ、是非とも読んで欲しい!!コチラより→ http://manga-oh.com/kowashiyagen/







 そして、俺は再び百本組手に挑戦する!!前回も書いたが『空手バカ一代』で出てきた『百人組手』に憧れているというトンチキなのである。そして、俺はマンガブログが主なのである。どうだい?またとない機会だろう?フルコンタクト実戦マンガ記事を提唱する俺はやらねばならないのだ!!迫観念じみて)


 ちなみにこの『百本組手』は冗談抜きにあらゆるスキルが上がるような気がする(勘違いなんだろうけど)。






第101話・暗闇の秘密~下水のボイラー撤去を頼まれたゲンたち一行。この寒い時期にポカポカの現場に喜ぶヒデと光でしたが……そこに何かがいる!!


『所感』~いがらしみきお先生(ぼのぼのの人ですね)が昔描いた『むん坊、ワニと戦う』を思い出し、さらりとネタバレしましたが。しかし、ゲンさんはワニすら勝ってしまうのか!!『キリングバイツ』でもそれなりに強い扱いだったんだけどなあ……(汗)。


 この『手に負えなくなったから捨てて大問題』というのはこの頃はまだそれほど問題視されてなかったと思いますが、さすがの先見性である。ある映像監督が『フィクションの役割は来るべく未来の悲劇を予見するコト』と言っていたが、この作品を読むにあたって、それを留意いただけると幸いです。


第102話・ボーナスの使い道~五友爆破設立から初めてボーナスがでることになった!!光は常日頃お世話になっているロクさんたちに恩返しをと考えていたが、ロクさんたちは疎遠になっていた両親に連絡するコトを勧める。


『所感』~親のありがたさを痛感するのは年取ってからなんかな~とか思います。光の設定年齢からするとちょっと足りないんじゃないかな?そう、だからロクさんみたいな人が『勧める』というの大事なんですよね。これが描かれた時代から10年経って、『歪な個人主義』が幅を利かせるようになりましたが、そういう『おせっかい』も悪く無いものです。なんでもかんでも新しい価値観がうまくいくなんてのもそもそもおかしい。昔からある価値観というのは時間を経過させているという意味では軽視できないんですよね。



 第103話・最後のプレゼント~交通整理の仕事をしている清水のオジサンの元気が無い。この現場を最後に廃業するコトに決めていたのだ。『俺たちみたいな小さな家族経営には居場所が無い』と。


『所感』~心無い方が読むと、安っぽいヒューマニズムと揶揄されるであろうエピソードですが、これぞ『解体屋ゲン』とも言える。自分は『マンガなんてのは低俗な大衆娯楽』と思っているトコロがあって……まあ『日本が世界に誇る文化』という気にはなれない(そう思う方を否定しているつもりはありませんが)。『俺たちの側』であってほしいのだ。なので尊敬を込めて『低俗な大衆娯楽』と思ってます。


 第104話・水着と晴れ着ロクさんが寒中水泳を強制参加させる


『所感』~読んでいるだけでゾッとする!!寒いのは苦手であるが、その上寒中水泳とか狂っている。

 拾いものとも言える、ケンタくんですが『実はかなり有能』というのがあって、その後も活躍するのですが自分が読み始めた頃には出番がなくなっていたような……。彼は今何をしているのだろうか?

 トビラ絵のゲンさんが妙にサワヤカな笑顔でなんかジワジワくる……。




第105話・最大の仕事(やま)①~『出る』とウワサの閉館した遊園地の解体が決まるか?外資のネルソングループとは?


『所感』~ここからは『解体屋ゲン』の中でもとりわけ長いエピソードになってます。このサブタイトルは星野&石井先生にとっても『ここらで一発大勝負』という意気込みもあったのだろう。このエピソードはかなりの練りこみを感じます。



 第106話・最大の仕事(やま)②~現地を見に行ったゲンたちであったが、そこではウワサの幽霊が!!『幽霊なんざ信じねぇ』とゲンは突き進む!!


『所感』~後々の展開で明らかになるのだが、日本人というのは『幽霊が怖い』というのが染み付いている。ガキの頃、『なぜ幽霊は怖いか?』とよく考えたがコチラ側の攻撃の一切が効かない不滅の存在だからと結論に(俺はアホなのだろうか?)。そう、攻撃さえ当たれば怖く無いし、生きているヤツのが厄介なのだ!!


 もともとオバケの恐怖というのは『道徳教育』だろう。地獄の概念とかも。


 してみると、『失敗したら徹底的な絶望感を味わう』という日本の悪しき根源はここらにあるのかもしれない。根深いところで笑えない。


第107話・最大の仕事(やま)③~ゲン対ネルソンが開戦する!!


『所感』~狼煙(のろし)


 最近のアニメ・マンガではあんまり見なくなったが、昔の侵略者は開戦するのに狼煙的なコトをよくやった。なぜ、最近のマンガでは廃れたのだろうか?若者の狼煙離れが深刻化している。


 この場合だと、主人公サイドが狼煙をあげてますが、いきなりピンチというジェットコースターな展開が熱い!!



第108話・最大の仕事(やま)④~ネルソンは地域住民をお金により懐柔しようと動いていた。また、解体を見学していた面々も重い腰を上げようとしなかった。



『所感』~この回は『日本人のそういうトコロがダメなんじゃないの?』というのに集約されていると感じます。保守的で他人任せという国民性だ。ただ、これに関しては否定材料だけでは無い。そういう国民性だからこそ平和で安心できる国になっていたのだ。


 が、時代は流動するもの。


 『解体屋ゲン』は常に『これからどうするのか?』という疑問を絶やすコトが無い。







 今回はここまで!!

スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

メールはコチラまで
BQE01233(あっとまーく)nifty.ne.jp