遅効系ヒロイン          ざら『ふたりでひとりぐらし、』 - 豚か狼か

遅効系ヒロイン          ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
05 /18 2016


 ネットとかが発達した反面、全てのおいて『じっくり付き合う』というのが薄れてきているような気はする。マンガであると『即効性』ばかり求められているような流れになってますね~。


 そんなこんなで『出オチマンガ』というのが幅を利かせるようになった気がしなくも無い。とにかく『続きを気になるようにさせる』『できるだけ長く』という感じで。若者がマンガを読まなくなっているとしたら、そういうのも理由の一つなのかもしんない。確かに『じっくり付き合う』というのは面倒くさいかもしんないけど、『このマンガ家さんはヒイキしているから新刊が出たら読むようにしている』という習慣ができると日々の生活が豊かになる。これはガチでマジだ。



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 『ふたりでひとりぐらし、』が面白い。


 もちろん前作の『しかくいシカク』も面白かったから毎回記事を書いて楽しんでいたが、『ふたりでひとりぐらし、』は違った面白さがある。


 このマンガ、俺好みに『ジワジワ』と面白くなっている。『遅効性』なんですよね。この『遅効性』というのは本来的にはスゴイ資質なんですが、マンガブログなんか見てもあんまり評価しているトコロが無いみたいなんスよ……。この『遅効性』を排出しまくっているのが



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 やっぱり、主人公・みなもなんですよね。


 この主人公は何気にスゴイ。なんか説明しづらいんですが、全く派手さが無いし、ざら先生のマンガの中ではおとなしいタイプになると思う。そう思うという錯覚だ。


 このコは相当にディープな何かがまだまだある。毎回、このコは発見があってまるで生きているんじゃないかと思えるぐらいに感じる。マンガブログ的にはこういうキャラはなかなか出会えないので興味深い。



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 そもそもにこのコは大学生であると同時にマンガ家という設定が深みを増しているのだろう。個人的に『まずハズレなし』というマンガジャンルがある。それは『マンガ家マンガ』だ。やはり、ここら辺がキャラの深みと大きく関係しているのだろう。今回は単行本発売直前というのもあって、単行本作業のエピソード(ややこしい)になってましたが、きらら系は描き下ろしが多いから大変だ……。



 自分がきらら系が好きな理由として『意外に今のマンガ風潮とは別のベクトルいっている』というのがある。基本的に一話完結だし、分かりやすいキャラクター相関だし、あんまり新キャラは増やさない。割とフワフワしているイメージがありますが、コイツは案外マンガスタンダードで古流派とも言える。その中にあって、みなもみたいな遅効性ヒロインというのは相性が良い。

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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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