理不尽は在るもの            瀬口忍『囚人リク』 - 豚か狼か

理不尽は在るもの            瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
05 /22 2016


 もう五年ぐらい『囚人リク』は連載しておりますが、このマンガって何だろう……と考えてみる。


 『世の中は理不尽というのを認めてください』


 ……というコト。存在してなくならないというコト。


 その理不尽に対してギャアギャア何かわめいたり、他の攻撃対象を見つけて発散するんじゃないというコト。在るというコトを認めて、自分なりに向き合えという作品なんじゃないかと思ってます。



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 その過程において『絶望したり』『腐ったり』『逃げたり』する……それが大事なんですよ、と描いているんですよね。間違いの何が悪いって感じで。


 確かに間違わない方法はある。何もしないというコト。


 でも、何もしないって『一番の間違い』なんですよね。


 このマンガに登場する囚人たち……特にリクは大きな理不尽に巻き込まれてしまった訳ですが、それでも『向き合って戦う』という意志がやっぱり熱い!!時として心が折れるのですが、それこそがこのマンガの真骨頂なんです。



 踏まれても踏まれても立ち上がる気持ち



 リアルの世界もまた理不尽ですが、これに対抗するには『囚人リク』に描かれているコトが最高のガソリンになる。やっぱり、なんだかんだ言っても俺はこの作品がメチャ好きなんですよ。本当、単純に。


 そして、今回から二度目の脱獄作戦が敢行されました。今度こそ成功して風穴をあけてほしい。俺はこのマンガで言うと看守・山岡みたいな視点なのだから。

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宇都宮 勇

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