勇者を貫いたから          木佐貫卓『マル勇 九ノ島さん』 - 豚か狼か

勇者を貫いたから          木佐貫卓『マル勇 九ノ島さん』

週刊少年チャンピオン
06 /20 2016


 『ひらけ!ポンキッキ』の子供向け曲で『かつては地球を救ったスーパーマンだけど、すっかり年老いて、超人としての能力を無くし子供たちのオモチャを修理しているおじいさん』というのがあった。コレ、調べても見つからないんだよな……。俺は本当に観ていたのだろうか?


 さておいて


 ストーリーはこうなる。『ある日、宇宙人の侵略が始まって、人間はなすすべもなく蹂躙されるのだけど、おじいさんが飛び立って相打ちで平和を守った。修理途中のオモチャは誰が直すのだろう?』という流れで、子供心に胸を打たれたものです。


 ヒーローはヒーローとして全うする…というコト。


 『人生に勝ち負けなんて無い。全うできるかどうか』と度々書いているけど、この歌詞の影響はあると思います。



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 さて、今回の『九ノ島さん』はアルべド完結編といったトコロですが。クライマックスシーンとなればやはり見開きの『戦わないで』となるのですが、自分としては『それまでの過程にあった』というのがあって、力を無くしても難民たちのような弱い立場を守り、それが叶わなくなったら魔王に対してできる限りの抵抗をする……という勇者としての務めを全うしようとしたからこそ人は集まったと信じたいです。


 華やかな魔王退治をしてないから、勇者じゃないんです。勇者という務めに対して全うするから勇者なんです。


 誰の人生もほぼ間違いなく『落ちぶれる時』というのはある。そんな時の振る舞いこそがアナタ自身というコトなんですよね。




 構成としても、フレイアにも活躍の場がキチンと用意されていたのも嬉しいです。次回からの新展開も楽しみ!!

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宇都宮 勇

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