コロコロ         伊藤智義・松島幸太朗『永遠の一手』 - 豚か狼か

コロコロ         伊藤智義・松島幸太朗『永遠の一手』

週刊少年チャンピオン
06 /25 2016



 『まんが道』の第一話だったか?絵の上手い主人公・道夫が似顔絵を同級生の頼まれて描くのだけど見事なゴリラ面で相手を怒らせてしまう。一方、転校生(だったか?)の茂が描いてみると見事なイケメンになり相手は上機嫌に。曰く似せるなら良い部分を強調した方がいいよとのコト。



 これは『マンガの極意のひとつ』だな~なんて思ってます。



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 先に書いた『六道』の続きでもあるんですが、キャッチーな絵というのに対して『今時の萌え絵にしろ』なんて言っている訳ではありません。つーか、キレイな人形顔並べりゃマンガが成立する訳じゃありません。


 若い頃は茂の言った『強調するなら長所を』にばかり関心が言っていたのですが、実は『ゴリラ面のブサメン』に描いてしまった道夫も重要なんでず。マンガって、その両方が無いと成立しないんですよ。振れ幅があってキャラは魅力的になる。



 さて、今回の『永遠の一手』ですが、松島先生の作画が冴える!!『ショーバン』の頃はほとんど女性キャラが出なかったのですが、続編の『ストライプブルー』はラブコメ要素を加えて松島先生の女性キャラの巧さが光った。


 この『永遠の一手』もやはり魅力的に描かれていて、実質的に今回から出番の翔子は実にイキイキとかわいらしく描かれている。で、よくよく見ると『いろんな表情が描かれている』のですが、『どれも翔子』というのがって、これこそがマンガなんですよね。


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宇都宮 勇

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