サクリファイス(生贄)             掛丸翔『少年ラケット』 - 豚か狼か

サクリファイス(生贄)             掛丸翔『少年ラケット』

週刊少年チャンピオン
07 /22 2016

 オッサンの昔話ですが。ハウス名作劇場に『ポリアンナ物語』というのがありましたが、その物語の中でチルトン先生なる医師が居て、ポリアンナの元に戻ると誓って暴風雨の中、崖をよじ登るのですが。


 そのチルトン先生の目の前に色が微妙に違う土の塊が!!ダメだ!!触っちゃダメだ!!死ぬぞ!!(昔のアニメを知る者は理解いただけると思います)



 そして、チルトン先生は死んでしまった。




 20160431.jpg



 物語を盛り上げる為に明らかに死ぬであろうキャラというのは存在する。作品の為の生贄だ。あ、コレに関しては俺は大マジで書いている。






 先日、Twitterで流れてきて『妙に納得した』のが上記の引用ですが、コレはソレを理解できないヤツ等の仕業である。ゴルゴム的な何か。


 今週の『少年ラケット』に出てきた有馬がまさにそれ。まず彼は『全国レベルでも上位の選手』というコト。但し『トップレベルでは無い』とされるのも事実だ。おそらく、その辺の公立校にでも行けば『それこそ神童扱い』であっただろう。が、リアルで照らし合わせるとそれは間違いだ。スポーツマンガの主人公サイドは強い学校に行かない。話が盛り上がらないから。だけど、リアルで考えると、『高みに立ちたければ、より強いトコロを行け』というのは本当のコトです。


 しかし、それでも『トップレベルには勝てない』という展開が待っている。そう、有馬がヨルゲンには勝てないのはすでに分かっている。布石としては『如何にドラマティックに負けるか?』で打たれており、読者もそれに期待するだろう。



 物語には時として生贄が必要です。但し、生贄には役割がキチンとあって、役割が無いのは生贄では無い。



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宇都宮 勇

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