めし魂……えっ!?めし魂だと!?        剣名舞・石井さだよし『大江戸どんぶり繁盛記』 - 豚か狼か

めし魂……えっ!?めし魂だと!?        剣名舞・石井さだよし『大江戸どんぶり繁盛記』

マンガレビュー
07 /27 2016


 『生まれ変わったら何になりたい?』


 …という質問があったりする。『人間は大変だから猫になってよい飼い主の元でノンビリ過ごしたい』というのもあれば『金持ち&権力者』という露骨な願望もあったり。ただ、自分としては『今のままでいいかな?』というのあったりする。猫も悪く無いが人間の娯楽は楽しめないし、金持ちになったら今のような娯楽は楽しめない。



 さらに言うなら日本人だよな!!日本人ならマンガがこれでもかというぐらいに楽しめるし、あとコメのゴハンがあるぜ!!コメだよ、コメ!!



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 …という俺の好みをそのまま肯定したかのようなのが、今回の『大江戸どんぶり繁盛記』でず。原作は『ザ・シェフ』の剣名舞先生であり、作画は『解体屋ゲン』でおなじみの石井さだよし先生になっております。



 形式としては一話完結で全八話。主人公・旬吉は江戸の町を舞台にところ狭しと活躍するグルメマンガです。



 但しドンブリめしで。



 はい、このマンガのアレなトコロはオールドンブリめしという徹底ぶりで、旬吉は『庶民の食うもの』に命をかけるめし魂の持ち主なのです!!



 え…めし魂?なんだよ、めし魂って?



 いや、俺としても説明に困るのであるが、このシーンだ。



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 毎度、必ず入るこのセリフにしびれにしびれたり。なんつーか、『あばれはっちゃく』のひらめいた的なアレとか、『水戸黄門』の印籠的なアレだったり、ポパイのホウレンソウ的なアレ。


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 実はビミョーに変化つけたり、



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 花火だったりもする。



 さておいて、このマンガの好きなトコロは『庶民派』というコトに尽きるだろう。『生まれ変わったら何になりたい?』という質問って、ほぐして考えると『どんな幸せが欲しい?』というコトでもある。幸いにして自分はオツムが弱い以外は五体満足の健康体である。だとしたら、今ある状態で幸せを求めるのが真っ当という気もする。それにはマンガとかのオタクコンテンツがあって、気軽に楽しく食えるメシがあればいいような気もする。そこで掴めなくて、環境が変わったら掴めるなんて思えないのよ。 



 そんな忘れがちな『当たり前』を感じさせてくれる『大江戸どんぶり繁盛記』は良い作品です。できれば続きなんかも出版されると嬉しいですね~。


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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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