親しみやすいヒロイン           あづま笙子『すずなの恋』 - 豚か狼か

親しみやすいヒロイン           あづま笙子『すずなの恋』

マンガレビュー
08 /03 2016



 たまにオイシイものを食べたりすると『毎日食べられたらな~』なんて思って、しばらくしてハッとする。『いや、これはたまにだからいいんだよ』と。うますぎるものはたまにだから良い。


 そして


 これまでになんべんともなく食べているとすれば朝食の納豆などがそうだけど、これが飽きない。その素朴さが良いんだ。そして、そういう旨さこそがありがたいものなんじゃないか~って思える。



 マンガ……特にヒロインなどもそうで『可愛すぎる』とか『完全無欠』とかのヒロインって次第に魅力を感じなくなる。やっぱり読んでいる人は人間なんだから、毎朝の納豆みたいなヒロインこそが本来的に魅力なのかもしんない。マンガが主食な俺にとっては。



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 今回は発売されたばかりの あづま笙子先生『すずなの恋』です。


 ガールミーツボーイな本作、但し主人公・すずなは男の子が苦手でちょっとずつ前進していくラブコメ四コマです。


 あづま先生の単行本は初めて買ったのだが、あづま先生を知ったのは『ほのかミステリーノート』でこれが残念ながら単行本にならなかった。たまたま偶然なのだがジャンボ誌は俺好みのマンガ家さんを起用して俺好みのマンガ家さんを狙い撃ちしたかのように切っていくというドSなマンガ雑誌であった……。



 さておいて



 あづま先生の描くキャラクターはその素朴さが良い。一時期の萌えヒロインというのは語尾がキチガイという状態であったが、それだけ強烈にインパクトを求められていた…というのもある。しかし、ここ最近はそういうのを見かけなくなった(ような気がする)のは『やっぱり受け手も人間』というのがあって、なんだかんだ良い意味で普通に親しみやすいのが好まれるんじゃないでしょうか?


 このマンガのヒロイン・小山内すずなは本当にかわいい。特に変なコトはしてないのですが、こういう日本の朝ごはん系ヒロイン(そのニュアンス分かるよな?分かってくれ!!)は長く付き合いたい。


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 また、あづま先生のキャラというのは実は表情豊かというのがあって、こんどはどんな表情を魅せてくれるのだろう?と期待が高まる。




 オイシイごはんも良いけど、日本の朝ごはん系ヒロインの『すずなの恋』も是非とも読まれてください!!


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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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