昔は良かった            せきはん先生・他多数『JK☆Q』 - 豚か狼か

昔は良かった            せきはん先生・他多数『JK☆Q』

マンガレビュー
08 /11 2016



 自分が普段言い聞かせていることがある。



 『昔は良かった』



 ……という類の言葉に甘えないというコト。これが完成を支配するようになったらむしろ老化を疑った方がいいとすら思っている。新しくとも良いものはキチンと出ているし、それを察知できないのは自分のアンテナがショボくなっているコトなんです。なので、マンガブログとしては『昔のマンガは夢があった、今のマンガは商業主義にドップリで夢が無い』なんて言ったら俺自身の劣化と思っている。『空手バカ一代』でマス大山先生は『いつまでも牛をブッ殺せる強さを維持してやる!』とおっしゃってましたが、フルコンタクト実戦マンガ記事もそうありたい。



 だけど



 だけど、やっぱりあるんですよ。『昔は良かった』というものが。




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 それはクルマのデザイン!!



 いや、『それは各々の好みだ』とか『お互いを尊重しよう』とかそういうのはワカル。分かるよ。俺も一応は社会人だからね。だけど、猛反発くらっても主張するのもフルコンタクト系ではあるので言う。



 クルマのデザインは昔のが良い。


 これに対して『記憶の美化』とか『老化』とか言われても構わない。言わない方がカラダに悪いわ。



 ……と前置きが長くなりましたが、今回取り上げる『JK☆Q』を読んで確信したのだから。やはり昔のクルマはイイんだ!!



 このイラスト集は旧車と女子高生という組み合わせですが、前回の『JK☆B』を旧車にしたという俺得としか言いようが無い一冊に仕上がってます。他のアッピールポイントとして資料性が高いのと、この手の本にしてはお安くなっております(1200円+税)



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 日産・チェリー!!ガキの頃にケツの格好悪(ダサ)さが逆に大好きになってしまった変なクルマ!!『こち亀』にミッドシップもどきのニクいヤツと愛あるイジられ方されました。



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 ホンダZ!!特撮『ジャンボーグエース』においてこれが巨大ロボット・ジャンボーグ9に変身したのだが、しょっちゅう故障したり、壊れたりあげくにネズミにコードかじられて走行不能になったりと面白おかしいイメージが定着してしまった!!




 メインで描かれているのは せきはん先生です。この本は軽自動車が多いのですが、ディフォルメ具合とかのバランスが良く、軽自動車のカワイイ感がバッチリ再現されてます。


 そう、カワイイのだ。昔のクルマデザインはカワイイのが多い。翻って今はどうだろう?なんつーか『威圧的』だと思いませんか?


 『でもそのデザインが売れているんだから今の時代に適合しているんだろう?』


 …という意見もあるだろうし、それは正しいとも思う。だから『問題』なのだ。クルマに威圧的なものを求められる時代性っておかしくないですか?むしろ自分はカワイイのがアチコチ走っている方が良い時代だと思うんですよ。確かに今のクルマはデザイン以外は全て旧車に勝っている。たけど…何か喪失してないかと。この『JK☆Q』を読んで感じたコトは間違いと思いたくないな~。



 あと、巻末にスバル360のマンガが載っているんですが、ガキの頃、近所のガソリンスタンドにオブジェ的に置いてあるところがあって『俺、大人になったらスバル360乗る!!』って言ってたなあ(嘘つきな大人になってしまった)。ただ、この頃からカワイイとか個性的なデザインのクルマが好きだったんだな。三つ子の魂なんて言うけど、実際はバカは死ぬまで…が正解だろう。




 ただ、この『JK☆Q』には『JK☆B』同様に許しがたい欠点がある。それはホンダ・シティが載ってないというコトだ。なぜだ?あれがなくて何の旧車だ!?勇チャンの初めてのマイカーはシティターボⅡであつた。免許は取ったものの用意できたお金が30万円で新車はもちろん中古車も選択肢が狭まったからだ。


 だから俺はシティターボⅡにした。『いや、他にも選択肢あっぺよ!?』と言うヤツはシャラップである。



 んーなので次回の『JK☆Q』にはシティを載せなくてはならない、と思います。第二弾も出してください。いや、本当に。





 

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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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