渡辺航・弱虫ペダル・第412話『新開悠人』 - 豚か狼か

渡辺航・弱虫ペダル・第412話『新開悠人』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
08 /21 2016



 優れた兄弟の存在によって屈折するドラマって何であんなに面白いのだろう?



 やはり代表的なのは『北斗の拳』のジャギではなかろうか?


 『俺の名を言ってみろ!』

 『兄より優れた弟など存在しねぇッ!!』


 ……という腹筋ブチ切れレベルの名言を残している。あと、あだち充先生の『タッチ』も優秀な弟に対してダメ兄貴で周囲からバカにされているのもグゥである!!


 兄弟は身近なだけにそれが元で『世界から拒絶されているような気持ち』になるドラマが楽しくて仕方ない。そう、これは『生まれながらの呪い』なのだ(当人にしてみれば)。




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 これで思い出ブーストは出し切った、と思ったら『ここで悠人くんのターン』になるとは思わなかったよ……。



 しかし、何だ。ここまで周囲が兄貴を持ち上げるとなると普通に人間不信になるだろう。これは『世界が示し合わせて俺の存在を抹殺しにきた』と信じ込むぐらいのレベルです。


 ただ、ここで悠人に関して一番の注目どころは『それでも自転車をやめなかった』というトコロですね。何だかんだ言って、彼は自転車そのものはとても好きなんですよ。それに関しては『誰も理解を示さなかった』というのが彼の最大の不幸だったり。



 ただ、作劇の部分でいささか疑問なのは『福チャン』というキャラを機能させなかったコトだ。確か福チャンは『親も兄も優秀な自転車選手』という設定だったし、新開兄と仲が良かった(現に今回チラッと出ている)から


 新開兄『弟が変に意固地になっているんだよ』

 福チャン『……そうか』


 という会話から福チャンにアクションさせるというエピソードを絡めて前後に繋げた方が物語に深みが出ると思うんだけどな~。





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宇都宮 勇

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