何で?に対するアンサー         中村勇志『六道の悪女たち』 - 豚か狼か

何で?に対するアンサー         中村勇志『六道の悪女たち』

週刊少年チャンピオン
08 /27 2016


 これ、マンガ読むうえで自分の『最もダメなトコロ』であり、同時に『重視している点』でもあるんですが。



 大ヒット社会現象マンガ『進撃の巨人』なんですが、三巻の展開で脱落したというのがあって、自分の中でこの作品は『非力な人間たちの意志の力で最終的に巨人に勝利する物語』というのが思っていた根幹であり、それが崩壊したと感じられたから。が、ご存知のようにこの作品はここからが大ヒットであった。自分の根幹は多数派と違うな~と痛感した次第です。


 例えば『ウルトラマン』というのがあって、怪獣もウルトラマンも「在り得ない」というのはそれこぞガキの頃から理解していたのですが、自分としては「ここに描かれているドラマの本当」が面白かった訳ですね。『シン・ゴジラ』は確かにすごくて面白いのですが、同時に「好きでは無いなあ」というのがあったりします。


 『マンガ(虚構)だから』


 …これで納得できるポイントのズレがあるんですよね。顕著なのが『ミステリーもの』でトリックとかは割とどうでもよくて、どちらかと言えば『なぜこんなコトをした?』という動機を知りたがるんですよ。



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 『六道の悪女』が面白い、面白いのですが『自分のダメな部分』かじゃましないか心配だったりする。このまま作品をたのしめればいいのだが、今のトコロ主人公の能力が『万能すぎて主人公の魅力を削ぎやしないか?』という心配があるのだ。


 ただ、同時に今回は『過去の喜ばしいことが苦さに変化した思い出』というのがよく描けているのもあって、さてさてどちらに転ぶか?作品としては『問答無用に悪女にモテる』という風に認識させているけど、『実はちょっと違いますよ』というような気もするんですよね……。


 

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宇都宮 勇

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