継続は面白さなり          森繁拓真・カミムラ晋作『おとうふ次元』 - 豚か狼か

継続は面白さなり          森繁拓真・カミムラ晋作『おとうふ次元』

マンガレビュー
09 /07 2016



 『教え方が理解できないからやらない』


 『教え方が退屈でつまらないから興味ない』


 『そんなのやりたくねぇからやらない』


 『俺にとっての意義を見出せない』



 ……等々。『教わる』というコトに対して、上記の動機は『やる気が無い』『根性が無い』『教わる態度では無い』『そんな調子だと何をやってもモノにならない』とか言われてダメなヤツという認識になり、事実その通りでもあるのだが。


 だけど、発信する側……特に『社会的意義のあるもの』とされるものに対しての教える側の不備も分析した方がいい。そう、分析である。ガッツ星人がウルトラセブンに対して行ったコトであり、否定とかそういうのでなくて。


 ハッキリ感じるのは何をやるにしても、その人が『面白い』と感じるものが無いとダメ。俺、仕事とかがとにかく嫌いで嫌いで仕方ないのだけど『面白い』を得る為の手段としてやってる。その手段が人にとっての目的なんだけど、それを同列にしちゃうのが間違いなんじゃないかと思います。


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 さて、今回は2巻の発売となった『おとうふ次元』ですが、このマンガをカテゴリ分けするならば『SFコメディ』というコトになるだろう。これを読まれている方も度々耳にすると思うのですが、昨今はSFというものが人気に苦戦している側面がある。


 で、SFというモノをイメージしたらどうなるだろう?


 やっぱり『とっつきにくい』というイメージがあると思います。あらゆるカテゴリはこういう先入観になるとマズイ。そう、あんなに面白い趣味であるラジコンもオッサンしかやってないという事実が現在の低迷になっているのだ!!『先入観で判断するな』という考え方こそ俺は『何様だよ?』とか思っちゃうけどね。先入観も立派な感想です。



 で、この『おとうふ次元』ですが、まず『いいね~』と思えるのが『誰が読んでも面白い』というコトに尽きるだろう。無料配信しているので、是非とも読んで確認をいただきたい。



 何はともあれ楽しいって感じるの大事だよな



 …と作品を通じていつも感じる。



 この『おとうふ次元』という脱力感漂うタイトルからしてもそうなんですが『SFってそんなに堅苦しいものじゃないんですよ』というのが伝わってくる。



 まあ、もってザックリ考えて『マンガなんだから楽しいのでいいじゃん』程度のリラックスで良い。俺としてはヴェスナの


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 全く萌えないところが最高だと感じてます。



 ちなみにこの二巻には、メチャ気に入っている野球エピソードがあって俺的にはかなりお得です。



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 昔、コミティアでやってた頃、助っ人選手が乱闘要員という野球読み物を考えていた時期があって、的確に対戦相手を潰していくとかアチョーなコト考えていたなあ。つまづいたとみせかけてタマキンに真空飛びヒザ蹴りして、成果によって報酬がアップするとか。


 あと、このマンガはなるべくWeb連載で読むのをオススメします。なぜって?このマンガ、シメのアオリ文がやたらに面白いのだけど、単行本になると当然のように入らないからな~。担当さん、メチャ良い仕事しております!!


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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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