渡辺航・弱虫ペダル・第415話『勝利者』 - 豚か狼か

渡辺航・弱虫ペダル・第415話『勝利者』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
09 /12 2016


 『そんなに勝つというのは大事なのですか?学校の部活動は楽しむコトも大事なのではないですか?』


 ……というのはイマドキの発想で、自分も『シンドイのヤなんで、楽しむ方向で』というタイプでもある。が、『勝ち』にこだわる理由はキチンとあって、上記のような否定の仕方も『そうかな?』とも思います。



 『修羅の門(第壱門)』のラストバトルである、陸奥九十九対レオンである。九十九の放った四門・玄武によって戦いに決着はついた。が、レオンは再び立ち上がり、結果九十九に殺されるコトになる。作者は『勝たなければ得られない。両者はそれを知りすぎてしまった』みたいにあとがきしていたが、『勝たないと得られない』というのを知るのも大事なコトだと感じてます。





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 今週の『弱虫ペダル』はそれをまざまざと実感する。



 『勝ちたくて勝った』というのは正当性を感じる。なぜなら『勝たないと得られないものがある』というのもまた確かなのだから。勝つというコトは『肯定してもらえる』のだ。それは『楽しい』と相反する要素でもあるんですよね。



 『勝ちたい』も『楽しみたい』もそれぞれの言い分があるけど、それは不干渉の平行線にも思う。自分は『楽しみたい』の側だけど、だからと言って『勝ちたい』が逸脱しない限り、等しく認められるものだと感じているのだ。


 
 また、勝つというのは劇的に変えるもので、今回に至ってはノブくんが坂道に勝利してしまうというジャイアントキリングまで発生してしまった!!あの気持ち悪かった御堂筋くんライドも勝利によって子供の憧れになってしまうのも象徴的であろう。



 来週は弱泉くぅんが、どんだけ見苦しくなってくれるかが楽しみです(酷い)。



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宇都宮 勇

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