生きる希望       瀬口忍『囚人リク』 - 豚か狼か

生きる希望       瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
10 /03 2016

 米原秀幸先生の『ダイモンズ』は五人の男に奪われた両腕と家族に対して復讐するストーリーだ。全てを失った主人公・ヘイトが生きがいにしたのは『復讐』というコトであるが、一巻のコメントに『復讐劇を描きたかった』とあり、『あ、なんか分かる』と感じたものです。


 復讐ってスゴイ強い『生きる希望』なんですよね。


 思うんですが、人を強く憎めないヤツは同様に好きになるコトも無いんじゃないでしょうか?感情は『深さ』だと思うんですよ。何はどうあれ『生きる希望』というのは必要なんですよね。



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 生きる希望



 …これが無いと人間は自ら死を選ぶという生き物だ。『それはなりたくない』と前置きしていて、例えば見込みの無い病人が自殺するのはそういうコトだと感じています。



 それが無かった彼等にレノマは与えてくれた……だから『ありがとう』だ。ありがとう、という言葉は有り難いでもあり、『稀な出来事』という話を聞いたが、レノマの行動は彼等にとって『有り難い』コトでもあったんですよね。



 人間の生きるモチベーションはつまるトコロは希望なんですよね。虫とかのがよっぽど合理的な行動原理です。だけど、人間のそういうトコロが良いな…と作品を通じて感じるのです。


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宇都宮 勇

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