第三回・百本組手!!③        星野茂樹・石井さだよし『解体屋ゲン』 - 豚か狼か

第三回・百本組手!!③        星野茂樹・石井さだよし『解体屋ゲン』

週刊漫画TIMES
10 /13 2016

 






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第219話・未来への種~秀美の持ってきた仕事は小学生に『はたらくおじさん』を観てもらい学習することだった。ショーアップされた面白さも加味しなくてはならない。ゲンは最近引退を決意し、訪ねてきた完治先輩を思い出し…?


『所感』~技術の軽視!!

 ……ここ最近ネットで良く見かけるのがそれだ。技術に対して安い報酬どころかタダでやってくれとかそういうの。自分ができないから頼んでいるのに安すぎるという……。詰まるトコロ技術を持っている人に対しての尊敬が無いのだ。ただ、これからの未来においてAI等の進歩が代替として利くのかも知れない。だけど、それでいいのかな…とは思います。


 しかし、このコスチュームはよく円谷プロから怒られなかったなあ。


第220話・鉄板泥棒~ヒデが犯罪がらみの儲け話を持ち込まれ、結果巻き込まれる。ゲンからは夜間警備ののバイトの手配を頼まれ、なんだか雲行きが怪しくなってきましたが…。


『所感』~『解体屋ゲン』の長寿作品のポイントとして『息抜き回』が要所要所に入っているのは見逃せない。『解体屋ゲン』と言えば俺たち労働者のエネルギーたる熱いメッセージ性が魅力であるが、これを毎回やったら疲弊してしまう。波動砲はここぞという場面で発射するから良いのです。


 しかし、ゴンがトビラ絵に入るだけで『ロクな予感がしない』という刷り込みも流石だ!!あと、コスプレしたヒデはアマギ隊員に似ている。



第221話・四葉のクローバー~慶子たちの新事業は部署名がまだ決まっていなかった。そんな中で迎える今回の老夫婦ですが、どうにも亭主の気持ちだけが先行してしまっている。慶子は考えをめぐらせる。


『所感』~『解体屋ゲン』の原作はシナリオ形式なんですが、だからこそ作画の石井先生の力量が大いに発揮された回だ。坂上の第一印象はどうであったか?これからの展開から考えて見事なキャラデザインでビックリします。ラストで坂上がハタと我に返って顔つきが変わるのも実にスムーズです。



第222話・勇気と決断~村山は天下りしてきた久米のご機嫌取りにうんざりしていた。そんな折、大物ヤクザに工事の挨拶しにいかなきゃならないのでゲンに泣きつく。


『所感』~話はいきなり横道ですが、『ハクション大魔王』である。ガキの頃はアホみたいに再放送してたんだけど、特に印象に残った話を思い出した。タイトルは『弱虫仮面売ります』なんだけど、この話は『コインロッカー物語』の伊東恒久先生なんですよね~。

 たまたま同じような構成になってますが、うまく言えないけどなんか嬉しかったです。



第223話・ハートに火をつけろ!~ジョージ富田はイラだっていた!!


 最近のゲンはヌルい!!

 
 お得意の挑発行為に出た!!


『所感』~難しい問題だ……。『グラップラー刃牙』で男に生まれたら皆最強を目指す。しかし、ほほ全てが敗北しアッサリ断念して残らないと。だからと言って『別の目的を見つけた』というのは妥協とは違うし、イロイロな人が居るから世の中回るのだ。


 それにしても以前インスタントラーメン食べてたトコロにやってきて今回は焼きそばか…。



第224話・占有物件(前編)~山中工務店は頑張ってきたものの廃業することになり、山中社長は社屋などを売却して再起を賭けていた。しかし、従業員の川端は快く思わず、占有屋を使って山中にイヤガラセをしてきた。ゲンが立ち上がる!!


『所感』~オッサン向けマンガでロングランする作品は『法律系』という気がしている。ほら『ミナミの帝王』は139巻も出てたりする。そもそも法律というのは面倒くさいのだ。アレはわざと面倒くさくしているに違いない。国民全員が熟知理解されては都合が悪いに決まっているから。

 が、マンガは『分かりやすくしてナンボ』というのがあって、『解体屋ゲン』も時折法律系という球種を投げてくるんですよね。


第225話・占有物件(後編)~ゲンはまずゴンを頼り、セルロイドでできた映画フィルムを調達する。この件は短期決戦!!しくじれない!!


『所感』~マンガというのは『敬遠しそうな面倒くさい知識』を『誰もが興味を持って分かりやすく』というのに変換しなきゃならない場面もあって大変だ。今回は『セルロイド製のフィルム』を細工するトコロから興味を引いている。


 警察は動いてくれない発言ですが、その言葉から考えてみると『そういえば困った時どうすれば?』と思ったり。俺が関わったのは違反の罰金ぐらいだぞ…。いや、それがイコール怠慢という訳でも無いのですが、子供が目を輝かせて『将来はお巡りさんになりたい!』となるような世の中にならんとダメだよね…。



第226話・企業CMを作ろう!~またしても秀美が怪しいコトを思いついた。企業CMを作って、会社をアピールしようという魂胆だ。一方、慶子はジョージ富田と連絡を取り合い何か進めてますが?


『所感』~ヒロインキャラクターなんですが、レギュラーに据えるにあたって一人は『残念女子』を入れておくと話が楽しくなるような気がする。秀美はそんなキャラ。自信満々に割とヘマるとかヤラレキャラとしても見事です。今回も『高校時代は映画研究会だった』と言いつつ微妙なデキだったりと期待に応えております。

 
 本来的にはヒデの仕事がスゴイんですが、一コマで終わるあたりに秀美の悪意しか感じない。



第227話・重圧の下で①~慶子が受けた爆破解体はジョージ富田の下請けであった。最初は反発したゲンであったが、まんまとジョージ富田の挑発にいいようにされてしまう。

 
 そして、ゲンの現場代理人として田村という男が紹介されるが、なんとも頼りない。大丈夫なの?



『所感』~ガキの頃は『努力すればなんでもできる。できないのはやらないからだ』という考え方が支配的で、今世紀に入ってしばらくしてから変化してきたように思う。『適材適所』という考え方で。


 今回の227話は『適材適所』というキーワードを当てはめると面白い。田村の軍師的なセンスが光るんですが、最後にゲンに振るのが注目ポイントでしょう。あと、ゲンを挑発してその気にさせるのはジョージ富田ならではなんですよね。



第228話・重圧の下で②~現場がスタートした。慶子はジョージ富田にお礼を言っていた。ジョージ富田は『それより今の現場には不安材料がある』と。今までに無い大規模な仕事であったが、何かがおかしい。ヒデは直感的に異質を感じる。



『所感』~前回は一話で見事に起点と新キャラ紹介をしましたが、今回は『でもスンナリいかないよ』という予兆を描いてます。ここら辺は週刊連載ならではの演出と言えましょう。








 今回はここまで!!


 残り72話『百足』風に

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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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