渡辺航・弱虫ペダル・第424話『それぞれのスタートライン』 - 豚か狼か

渡辺航・弱虫ペダル・第424話『それぞれのスタートライン』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
11 /20 2016


 いきなりだけど麻雀である。


 相手方がリーチ(あと一個欲しいパイがあったらあがり)をして、自分か捨てパイをする時は『はたして大丈夫か?』というのがある。マンガもまた『通過できるか?』というのがあって、ここら辺は本当に難しい。



 20160689.jpg



 自分がどんなにマンガスキルあっても『弱虫ペダルは絶対に描けない』と思います。これは大真面目に書いてますが、本当にそう思う。



 画像の手嶋の『努力だけはしてきたァ!!』というセリフ。これは自分には絶対に無理です。ブレーキがかかっちゃう。そもそもに自分なら『手嶋は努力しているというのを語らずとも読者のみんなに認識させる』という方向で組み立てちゃうんですよ。『弱虫ペダル』というとバトルシーンでギャラリーが『速い!!』『加速した!!』とか解説しちゃうけど、同様に無理です。根っこの部分で『マンガは語らず、感じさせる』という認識があって、これを否定したら根幹から崩壊しちゃうから。



 が、これに関してなんだけど下手なマンガというのは『とにかく説明的』というのがあって、描いている人はそれに気づかないんですが、『弱虫ペダル』は明らかに違う。知ってて『これは通る』という勝負勘がスゴイんですよね。もちろんそれを受け付けない読者も居るけど、万人が納得するマンガなど存在しないし。アニメ『SHIROBAKO』で『知らないで描いちゃうのと、知ったうえで描いちゃうのは違う』というのがありましたが、渡辺先生は後者なのは間違いないでしょう。



 今週の展開はそこら辺がズ抜けていて京都伏見においては『昨年と一緒のハッタリやっとる』とか思っちゃうんですが、これはおそらく大部分の読者が『面白い』と感じるんじゃないかな?マンガブログなどやっていると『視野が狭くなる』んですが、『弱虫ペダル』のそういうセンスは本当にスゴイと感じてます。



 まあ、やっぱり、俺がどんなにマンガスキルあっても無理な作品なんですけどね。



スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

メールはコチラまで
BQE01233(あっとまーく)nifty.ne.jp