門が開いた?         伊藤智義・松島幸太朗『永遠の一手・特別編』 - 豚か狼か

門が開いた?         伊藤智義・松島幸太朗『永遠の一手・特別編』

週刊少年チャンピオン
11 /21 2016


 門と言えば、川原正敏先生の『修羅の門』である。異論など存在しない。



 その作品の中で四門という必殺技があるが、門が開いた…というイメージがあって、これはマンガジャンルにも当てはまる。例えば現在の人気ジャンルで言うと『デスゲーム系』であろう。独自のゲームを参加者同士でやりあって、命のやり取りレベルのことするマンガだ。この門を開いたのは福本伸行先生の『カイジ』や高見先生の『バトルロワイアル』だと思うんですがいかがか?




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 この『永遠の一手・特別編』もまた、そんな予感がある。ある、と言ってもハッキリ開いたんじゃなくて、重かったトビラが軋み音を出した……ぐらいのイメージで。『コンピューター頭脳バトル』という門が。



 もちろん、この手の作品は過去にもたらふくある。チャンピオンだって『マイコン刑事』という毎回爆発シーンがあって、刑事がバカボンのおまわりさん並に発砲して殺しまくるマンガもあった。しかし、この読み切りにはそんな手応えを感じる。



 ただ、同時にこの手のマンガは『分かりづらい』というのがある。これがいつまで経っても『門が開かない』という状態にしているんだけど、ここら辺は…例えば『もっと身近に』『読者にも真似できる』等の要素があればたちまちだろう。まして、原作者の伊藤智義先生は『栄光なき天才たち』で一回門を開けている。



 本連載も期待したいし、ここらでチャンピオンにも爆発的ヒットが欲しいというのもあるんで、開かないかな~と思ってます。


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宇都宮 勇

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