落ちこぼれもまた…            掛丸翔『少年ラケット』 - 豚か狼か

落ちこぼれもまた…            掛丸翔『少年ラケット』

週刊少年チャンピオン
11 /28 2016



 数日前の『ビースターズ』の記事で優秀なのは数が少ないと書いたけど、同様に落ちこぼれも数が少ない。悪く言えば劣等種なんだけど、優秀は能力が高いのに対して、落ちこぼれは役に立たないのがツラいトコロ…。



 あとは間の悪さですね。これは本人の行動とはほとんど関係ない。産まれたばかりのウミガメの赤ちゃんが一斉に海に向かっていく映像を一度は観たことありますが、ウミネコにさらわれて即人生終了します。あんな感じ。俺、あの映像観るとウミガメに産まれたら多分こういう終わり方に違いないとか思ってしまうよ……。



 20160712.jpg



 さて、今回の『少年ラケット』は劣等感のカタマリであるジョーの奮闘です。


 彼にはまず環境が適合しなかった…という不運から始まるんですが、結果『期待されてない』というのが染みついてしまった。ここで初めて『卓球』が合致するのですが、『もうちょっと待ってね』という状態だ。


 いや、それでも彼にとっては人生初の『期待される』のですが、今まで溜めこんだ鬱憤を晴らしたかったんでしょうね。


 『カイジ』でEカードというギャンブルやってましたが、数の多い平民カードを支配するのは皇帝カードだ。そして平民カードに奴隷カードは負けるけど、奴隷カードは皇帝を討つことができる。優秀なのも少ないが、落ちこぼれもまた少ない。平凡は優秀にはかなわないけど、落ちこぼれは確率少ないけど優秀を倒すコトもある。ここら辺の大番狂わせはしばしば起こる。



 落ちこぼれもまた選ばれた人種なのかもしれない。




スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

メールはコチラまで
BQE01233(あっとまーく)nifty.ne.jp