えっ!?俺っスか?              板垣巴留『ビースターズ』 - 豚か狼か

えっ!?俺っスか?              板垣巴留『ビースターズ』

週刊少年チャンピオン
12 /03 2016


 擬人化



 擬人化は日本人の得意とするトコロで『鳥獣戯画』の時代から脈々とエヴォリューションし続けている。『艦これ』などは、ヨーローッパ方面では『?』となるような産物なのではなかろうか?



 この『擬人化』というのは『強弱をつける』というものであって、マンガとの相性もいい。例えばリアル世界で殺人が起こったら普通にパニックになるだろうけど、伝えたい部分を抽出して娯楽に変えてしまうのだから。



 その中で、『動物を人間化』するというのは定番中の定番(鳥獣戯画もそうだし)で、ガキの頃は『ムーミン』とか『ドンチャック物語』とかそういうのが数多く制作されていた。ハードな内容でもマイルドにコントロールできる。



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 『ビースターズ』の場合だとどうか?



 このマンガのツボはまさにここで、これを人間のままやると(肉食等の設定は難しいけど)、割と『俺たち日常』っぽいものになる。ここに動物を被せるコトによって『俺たち日常はこんなにもドラマが在る』というのを強調している。



 今回、レゴシが代役するんですが、この『えっ!?俺っスか?』という表情がリアルで大変よろしい。これがマンガの物語とするならば『もっと意外性・非日常性』を求められると思いますが。



 動物の世界を描きながら、リアル日常の面白さを描いているマンガのような気がします。



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宇都宮 勇

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