挟み込み            掛丸翔『少年ラケット』 - 豚か狼か

挟み込み            掛丸翔『少年ラケット』

週刊少年チャンピオン
12 /10 2016


 『作者は自分の書いているマンガを理解している』


 …という読者の認識は誤りである。実は『描いている本人も分かってない』が正解なんじゃないでしょうか?自分は『マンガは誰にも分からないから面白い』と思っているんですよ。


 その『分からない』であるからにして、『後々にどっちでも使える』というテクニックも存在する。『人を呪わば穴二つ』ということわざは『悪いコトをすれば自分にも降りかかってきますよ』という意味なんだけど、最近まで『悪いコトをするなら逃走経路(抜け穴)は複数確保しておけ』と勘違いしてたが。いや、マンガにはそういう用心深さは必要だと思いますよ。



 20160744.jpg


 今週の『少年ラケット』での注目のコマはここかな~。


 登場キャラの『決戦前夜のそれぞれ』がワンカットに散りばめられている中に挿入された『このコマ』がマンガテクニックだ。このコマ、後々の展開で柔軟に機能させるコトができる。しかも、その意図を『読者に悟らせない』というメリットも込み込みで実にオイシイ。



 マンガというのは『実はこういうディテールの積み重ね』が面白さに繋がったりするんです。





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宇都宮 勇

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