フルコンタクト実戦マンガ記事         野部優美・立川談四楼『落語ボクサー寿限無』(ファイティング寿限無) - 豚か狼か

フルコンタクト実戦マンガ記事         野部優美・立川談四楼『落語ボクサー寿限無』(ファイティング寿限無)

マンガレビュー
01 /06 2017


 度々書いてますが『空手バカ一代』というマンガは俺の人生に大きな影響を与えている!!もっぱら残念な方に。


 フルコンタクト実戦マンガ記事とはなんぞや?と思われた方もいるだろう。非常に曖昧であるがメチャ単純に言えば『使える』というヤツである。読んでくれた方が『マンガは面白い』と感じてくれるようなものを目指すことです。マンガは『低俗な大衆娯楽』でいい。そこに『文化』『芸術』『権威』等々の煩わしいものを介入させようとする思想とは相反する。


 『フツーの人が面白いと感じるマンガを書く』


 …というのが自分の目安です。『分かる人には分かる』というスタンスもまたフルコンタクト実戦マンガ記事では『やってはいけない』なんです。マンガが面白いと感じるように書く。それだけですが、とても難しいコトです。




 2017001.jpg


 さて、今回は 野部優美・立川談四楼先生の『落語ボクサー寿限無』(旧題・ファイティング寿限無)です。この度、コンビニコミックが発売されましたのですが、例によってすぐ買わないと無くなるというタイプのマンガでもあるので急げ!!単行本三冊+インタビュー+未収録とお得な仕様になっております。


 フルコンタクト実戦マンガ記事はあらゆるものと戦わねばならない。例えば『面白いマンガは売れる。黙っていても売れる』という考え方にも。違う、面白くても今は売れない時代になっているんだ、と。面白いマンガがたくさんあるのに皆知らないだけなんだと。それに対する警鐘も役目だ。テレビ等で紹介される作品群にも劣ってない。


 そして


 マンガというのは『消耗品』というのはあるけど、それにすら抗って『心に残る作品』としてアッピールしたいというのもある。それは古い価値観なのかもしれない。だが、抗う。



 そのフルコンタクト実戦マンガというのを見事に体現化したような作品が、この『落語ボクサー』だ。このマンガはずはり『師弟愛』に集約される。


 師弟愛とは何か?それはこのマンガを読んでいただくとして、先述の『空手バカ一代』の名言に『正義なき力は無能なり 力なき正義は無能なり』というのがあって、まあ『説得力』ってコトなんだけど、師弟愛といのは古い価値観だ。イマドキの若者はそれを信じて無いだろう。なぜなら、裏切られ続けてきたから。だけど、『そんなコトないですよ』と訴えているのがこのマンガだ。


 野部先生のマンガは『感謝』を描く。これは常に。


 そういうのは『誰かが描かなきゃいけない』と思う。なぜなら『マンガは低俗な大衆娯楽』だから。大衆がそういうの信じられなくなったら『つまらない』から。断言しよう。このマンガは『フツーの人が面白いと感じるマンガ』だ。それが密集されている。マンガは元気の元だ。明日への活力だ。だからこそ『マンガって面白い』んです。


 そして、俺もまた『落語ボクサー寿限無』みたいな作品があるから、マンガブログを続けられるのです。感謝!!



スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

メールはコチラまで
BQE01233(あっとまーく)nifty.ne.jp