天気       瀬口忍『囚人リク』 - 豚か狼か

天気       瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
01 /17 2017

 物語で天気というのは重要な要素…意識したのは東條昭平監督でしたね~。


 『帰ってきたウルトラマン』(またかよ)の『怪獣使いと少年』というエピソードは雨という天気ナシでは成立しないような作品でした。が、この作品、昔のユルユルな基準でも『ヤバいだろ…』というコトで、東條監督は仕事を干されて、ウルトラシリーズという看板作品より期待されてない作品に回されてしまったり。


 で、『ジャンボーグエース』やってたんですが、シリーズ最高傑作とも言える『ジャンボーグエースとジャンボーグ9を処刑せよ!!』というエピソードを撮ったんですが、これも雨が重要な要素になっている。このエピソードは本当に単純だ。『30分間丸々バトルシーン』という、いくらヒーロー特撮でもここまで単純化されたエピソードは他に知らない。しかし、最初から最後までミッチリ面白いし、バトルもののノウハウがここまで高密度に入っているのも無いんじゃないかな?特に『雨がやんでから、ラスト三分で大逆転!!』のスピード感からのカタルシスは素晴らしい!!



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 『囚人リク』で忘れてはならない要素は、やはり『天気』だろう。まるでその場にいるかのような質感が在る。


 今回は雨が降ってますが、この作画にやたら労力がかかっている。俺が作者だったら面倒くさいので絶対にやりたくない。そう、そもそもにマンガ家という人種は『アタマがおかしい』のである。その中でも、瀬口先生のコダワリは異常です。


 この作品が始まった時は『こんなに描きこんで週刊できるの…?』と思ったものですが、いまだに破綻して無いのがスゴイ。それに慣れると忘れちゃいますが、やっぱり『囚人リク』の描きこみ要素はスゴイです!!


 
 それにしても今週のコメントでTwitterやめた理由が書かれてましたが、確かにイロイロと悩ましいですよね。やめたからこの作画が提供できるし……。ただ、マンガ家さんのTwitter告知はかなり助かるんですよね…。特に単行本で追っている作品の発売日とか。あと、好きなマンガ家さんの他作家さん作品アッピールは『知る機会』としてかなり便利です。


 


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宇都宮 勇

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