人生の長さ             佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』 - 豚か狼か

人生の長さ             佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』

週刊少年チャンピオン
01 /20 2017


 好きな芸能人とかアスリート、はたまたマンガ家等々は誰にでもあると思いますが、それはその人の全てでは無い。


 一流の領域の人であってもその活躍期間はさして長くない。つまり『そうじゃない期間のが長い』ということなのだ。あんなに長く活躍しているイチローであっても表舞台での活躍期間の方より、そうでない期間のが長くなるのだろうし。


 そうじゃない期間という方が長いんだ。


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 今回の『鮫島』はそのコトを痛感する。


 燃やし尽くせれば構わない…という生き方は確かに憧れを感じるものであるが、俺もいいオッサンなので、その後何十年も死に体でいられて『保てる』という自信は無い。全く無い。つーか、怖い。


 それは今回出てきた常松親父が体現している。


 力士としての輝きは数年間で、ダメダメであり、おそらくホームレスの期間のが長いのよね。期間でその人を何者かを決めるならば『ホームレス』というコトになる。


 しかし、人というのはその人の人生を一点で見る。その一点で『勝ち組・負け組』とか言ってしまう。


 そうかなあ?と思う。俺は人生に勝ち負けは無いと思っているんですが、それは『点で決めたくない』と考えているせいです。だけど、一瞬の燃え上がりもまた憧れる。それを考えると人生の長さというのは『中途半端』だな…とも思う。瞬くには長く、堅実にやるには短い。



 
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宇都宮 勇

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