褒める            山田胡瓜『AIの遺電子』 - 豚か狼か

褒める            山田胡瓜『AIの遺電子』

週刊少年チャンピオン
01 /28 2017


 貶すとかネガティブなコトを相手に言うのはたやすい。粗探しはラクで手っ取り早い。


 褒めるのもそんなに難しい訳じゃない。ポジティブなコトぐらいそれなりに言えるだろう。


 …だけど、相手に届く褒め言葉というのは『難しい』と感じる。相手への理解は必須だからね。




 2017066.jpg



 もともと『ヒューマノイドが当たり前にいる世界で生身の人間の良さを浮き彫りにする』という作品ですが、今週の『AIの遺電子』はヤナ男が、相手を褒める……というプロセスが面白い。


 『…君は案外デザイナーだったんだな』


 字面だけで言うと、そんなに感じないんですが、これは最大限の褒め言葉ですよね。彼もそれで気持ちを切り替えるコトができた訳だし。


 褒める、というのは美辞麗句を並び立てるコトじゃない。まず、相手への理解が前提なんです。貶す、がたやすいのは相手への理解は必要ないからなんですよね。そういう意味では理解の無い褒め言葉もいかがなもんとは思います。



 
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

メールはコチラまで
BQE01233(あっとまーく)nifty.ne.jp