うまくいっていると…            佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』 - 豚か狼か

うまくいっていると…            佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』

週刊少年チャンピオン
02 /05 2017


 『銀牙 流れ星銀』は熊専門の猟犬として『熊犬』というのが出てくるのだが、育成にあたって『まず熊肉を食べさせる』というのがある。ただ、この熊肉は臭くて犬であってもなかなか容易なものでは無い。猟師・武田はかつて『ガキの頃からガツガツ熊肉を食って、コイツは当たりだと思っていたが、無鉄砲に熊に突っ込んで死んだ。が、銀(主役)は最初に拒んだ。コイツは当たりだ』『だけど、食うのかよ?』『食うさ。腹が減っていよいよになったらな』と語っていた。


 なんでもうまくいく…というのは疑うものなのだろう。



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 今回の『鮫島』もまた、そんな危なっかしいヤツがいる。


 『強いヤツがえらい』という価値観を盲信してしまっている。が、毘沙門は常松と違って『対人受けが良い』が故に、そのまま突き進んでいるんですよね。一般的に『対人受けがいい』というのは長所として捉えられるけど、やっぱりそうじゃない。長所だけに考え方に小回りが効かない。疑わない。


 しかし、この『強いヤツがえらい』という考え方は、ここ最近はずいぶんと蔓延してきたと感じる。イヤだなあ…と思う。


 それに対するアンサーがどう出るかが今回の見どころの一つなんですが、常松の親父問題とかイロイロ要素多いんで、こらハードルが高いエピソードになってますよ!!


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宇都宮 勇

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