突き抜けろ!!           浦田カズヒロ『JINBA』 - 豚か狼か

突き抜けろ!!           浦田カズヒロ『JINBA』

週刊少年チャンピオン
02 /11 2017


 かの伝説の作品『アストロ球団』は平たく言えば狂っているというヤツで、それなりにマンガは読んでいる人でも心してかからないと感染する。狂気が日常の世界なのだ。



 が、このマンガの最初はむしろ『古き良き少年野球マンガ』であった。


 おそらく『殺人L字魔球で死人』あたりからおかしくなってきたんだろう。『俺、ベースボールアニマルになります!!』とか脳構造が普通じゃねーだろ。



 『アストロ球団』はその狂気をセーブしないことが名作に繋がった。アニメ監督・庵野秀明氏は『ブレーキが壊れている……いや、存在してない』と絶賛してたしなあ。




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 今週から始まった 浦田カズヒロ先生の『JINBA』にそういうのを期待している。なんかね、こういう突き抜けた狂気が似合っているマンガな気がする。


 そんなバカな!?


 …と読者にとにかく言わせるコト。作品世界にツッコミ不在で読者の脳みそをシェイクするコト。そんなアタマの悪さを期待したくなる作品だ。


 画像は北川騎手が主人公・サラを挑発するトコロですが、セリフといいポーズといいジワジワ何かが狂っているのがいい。第一話らしく、そこからバトルにして見せ場を作って、実は『サラを鍛える為の芝居であった』という王道ストーリーにおとしているんですが、やっぱり何かが狂っている、そして、タチの悪いコトにこの狂気が心地良いというコト。そして、帽子をとった北川騎手の髪型も狂っているというコト。


 このマンガ、セーブしないで突き抜ければ絶対に面白くなる!!闇レースで地雷原突破ぐらいやってもいいんですよ(日本ダービーを制するという目標は?)。



 
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宇都宮 勇

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