受け入れ拒否!!           板垣巴留『ビースターズ』 - 豚か狼か

受け入れ拒否!!           板垣巴留『ビースターズ』

週刊少年チャンピオン
02 /25 2017


 『これを嬉しいと思える俺が嬉しい』


 『修羅の門』でかつて主人公・九十九に敗れ、逃げ出した毅波という男が再び対峙した時の気持ちである。ハッキリいってしまえば、こんなくだらないコトに『嬉しい』なんて思っちゃいけない。だけど『嬉しいと思える俺が嬉しい』であって、このセリフはとても印象に残っている。


 本当は割り切れる人のがいいんですよ。それは分かっている…分かっているけど、イヤなんだよという感情に従う。



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 大人になるって、そういうことなのかよ……ッ!!


 このセリフはいいね~。『それでもイヤなんだよ』という意思表示で。


 よくDQN中学生なんかが『俺は汚い大人なんかにならない』なんて言ってますが、ああいう人種は適応性があるんで、いずれそういうものに適合しちゃうんですよ。これは大真面目に書きますが『生き物としてそっちのが優れている』というコト。


 そのコトに関しては作中でビルが体現している。そして、そんなコトにこだわっていると己自身のメンタルが崩壊するんですよね。



 でも、それに関しては受け入れ拒否だ…という姿勢。それがたとえ自己満足だとしても 『これを嬉しいと思える俺が嬉しい』と思っていいんじゃないでしょうか?


 そして、ビルではなくレゴシの方に共感してしまう自分もまた 『これを嬉しいと思える俺が嬉しい』なんですよね。




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宇都宮 勇

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