経験者とアッピールと           神馬耶樹『マトイ・ナデシコ』 - 豚か狼か

経験者とアッピールと           神馬耶樹『マトイ・ナデシコ』

週刊少年チャンピオン
03 /01 2017


 度々書いているが自分はマジで『勉強のやり方が分からない』のである。


 理解…というものに対して特殊なのかもしんない。少なくとも学校の授業というのでは理解できない。なら自分でやった方がいくらかマシな気がする。


 が、自分にラジコンを仕込んでくれた人の教え方は今までで最も分かりやすかった。もちろん全国レベルの腕前の持ち主というのもあったが、とにかく教え方が自分に合っていた。そこで思った。


 実力と教え方は比例しないなあ…って。



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 そして『名選手が名監督になれるとは限らない』という類の言葉を誰もが耳にしているはずなのだが、なぜだか出来るから教育もできるはず!!と思う方も多いらしい。いや、それどころか『俺は出来るから、出来ないお前が悪い』という謎思考回路の経験者も後を絶たないのはなぜだ?もう、21世紀に突入してかなり経つのに!!こんなに文明が発達しているのに!?


 さて、久々更新の『マトイ・ナデシコ』ですが、今回のお題は『弓道のアレコレ』という部分に踏み込んでます。これまでは描かれなかった『弓を引く』というコトに踏み込んでます。



 マンガはいい…。俺みたいな理解が遅れるバカでも分かるから


 …というのを度々書いていて、これは卑下でも謙遜でも無いニュートラルな自己評価だ。だからこそマンガが好きだ。おそらく勉強嫌いの関係していると思うが、その分マンガが好きだからいいや…とすら思っている。


 この『マトイ・ナデシコ』という作品記事を描き続けて、もちろん魅力は数多の要素があるが、自分が最も『いいね~』と感じるのは『ネーム』だ。このマンガのネームはマジ、シビレルのよ。『マンガのネーム』というのは『分かりやすく』とか『感覚的に理解ができる』とかの部分です。そして、自分が『マンガは才能では無い』と思っているのは『マンガの良し悪しはネームで決まる』と信じているから。どんなに面白いストーリーでも、どんなに達者な絵でも、ネームがヘナチョコだったら伝わらない。マンガを描く、というコトはサッパリですが『伝えようとする意思と鍛錬』は才能と別物だと思います。


 翻って『名選手に名監督なし』という類の言葉……つまりはそういうコトだと思います。残念ながら伝わって無いんです。


 経験者だからって、そのジャンルのマンガが面白いとは限らないというのはよくあるコトです。そして今回の『マトイ』は経験者である神馬先生が『弓道をアッピールするにはどうすればいいか?』という考えが如実に出ている。そう、作中の志摩子みたいに!!


 今回注目したいのは6ページ目の素人きらりんの引き方と7ページ目の志摩子に引き方の対比です。


 その後、『なぜそんな差が?』という疑問へのを説明に入るのだけど、これが実に分かりやすい。実は要点はたった一つにしか絞られてない。『弓道は腕の力で引くんじゃなくて、体のアチコチ使いますよ』というコトのみなのだ!!だからこそ『弓道は奥が深くて面白いんだよ』という理解へ見事に誘導している。


 これが、教え方がヘタな人は『絞られてない』んだよなあ…。まあ、自分にも言えるコトなんだけど。


 しかし、志摩子・纏・きらりんのトリオか~。これは面白い組み合わせだな~。あらゆるマンガ展開に対応できるよ!!





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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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