たとえば爪!            板垣恵介『武蔵道』 - 豚か狼か

たとえば爪!            板垣恵介『武蔵道』

週刊少年チャンピオン
03 /09 2017


 『話を聞いてもらう』というのはテクニックだ。


 これを読まれているアナタも経験あるし、マンガブログとしての自分も課題であるが『退屈な話は聞きたくない』というのはある。特に『要領を得なく、ネチネチとループしているような会話』は最悪だ。だからと言って、『最短距離ズバッ』も惹きつけるのも難しい。


 いきなり突飛なコト言って惹きつける…というテクニックは自分も会得したいところだ。



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 たとえば爪!



 …ここら辺の『惹きつけ』はやはり板垣先生は巧い!!いや、ぶっちゃけ『中身の無いハッタリ』であって、これが後々の展開に機能することが無いのは分かっている。そして、そういう板垣先生のハッタリを最近まで軽視してたんですよ。『原点に立ち返った格闘マンガが読みたい』って。


 だけど、俺はその認識を改めるコトがあった。


 メシ屋でひとりモグモグ食べていた時、となりの席の若者たち三人が『バキ対勇次郎の顛末』を楽しそうに語っていた。『みそ汁からのちゃぶ台返しだぜ!?信じられるか?』って。実に楽しそうに。


 そう『フツーにマンガを読んでいる人にはメチャ楽しい』のである。そしてマンガは本来そういう読者を喜ばせてナンボなんです。



 批判というのは簡単で容易く自己肯定感を得られる。その時俺は『理解できないで、批判するのは恥ずかしいコト』だと知った。批判する前に『理解できているのか?』と疑うように戒めたい。


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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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