真っ当すぎて変なマンガ          水森崇史『ファインプレー!』 - 豚か狼か

真っ当すぎて変なマンガ          水森崇史『ファインプレー!』

週刊少年チャンピオン
03 /10 2017


 このブログで度々書いているのが『野球最強論』である。


 すなわち『日本のスポーツマンガにおいて最も相性が良く、これを超えるものが存在しない競技は野球である。この野球を超える競技は未来永劫存在しない』


 …というコト。


 その反面、野球という鉱山はかなり掘りつくされた感がある。新たな野球鉱山見っけるのが今後の課題でしょう。



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 変なマンガだな~



 というのが第一印象であったのが 水森崇史先生の『ファインプレー!』だ。


 野球のワンシーンをありのままに描いている。つーか、現実の世界にいつもあるようなシーンで、本当に『真っ当』だ。いや、マンガというものを鑑みれば『真っ当すぎる』というコト。


 『野球最強論』の根拠は『とにかくマンガとの相性が良い』のだ。勝ち方のパターンがかなり作れるという幅広さなのである。チャンピオン誌において『弱虫ペダル』があるが、逆に自転車はマンガ映えする勝ち方がかなり限られている。必ずゴール前は僅差のデッドヒートに『持っていかないといけない』という縛りがあるんです。が、野球は三点差でも満塁ホームランで決着つけられる。だけど、自転車マンガでワープして勝利だと暴動モノだろうし。ここら辺は曽田正人先生の『カペタ』が本当に巧かったんですがね。



 その野球マンガのメリットをことごとく捨て、ありのままのシーンを描いている……ところが妙に『残るもの』があって、不思議な存在感のあるマンガでもある。


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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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