魅せ方          掛丸翔『少年ラケット』 - 豚か狼か

魅せ方          掛丸翔『少年ラケット』

週刊少年チャンピオン
03 /13 2017


 その昔、『ゲームセンターあらし』というマンガがありました。


 まあ、ライバルとハイスコア勝負するマンガなんですが、普通に考えてみて観戦して面白いものでは無いだろう。工夫が必要になってくる。なので、大きな会場と大きなスクリーンでイベント的にバトルを魅せていた。現代ではゲーム大会が行われて、そのようにイベントが進行されりしてますよね。40年前のマンガですでにコレが描かれていたのよ。すがやみつる先生の先見性は異常だ。


 だけど、マンガだから『それだけじゃ足りない』し、これを対象としたのが『小学生』というのもある。このマンガの魅力は『派手な必殺技』にある!!最初はフツーに宙返りしていましたが(これでもヤバいか…)、一秒間に200万回動かして手を燃やすという炎のコマが出てきてからヤバさが加速した!!高速回転して、周りに真空竜巻を作り出す『真空ハリケーン撃ち』とか、空気中のチリを集めてレンズを作り照射する『レインボーバズーカ』とか、大宇宙のエネルギーを凝縮して発射する『超新星(スーパーノヴァ)』とか(この技は高確率で死ぬ)もう狂っているし、俺が必殺技好きなのは確実にこのマンガのせいだ!!


 マンガ映えスル絵作りは必要だ。



 2017165.jpg


 そして、俺が中学生の頃は『ネクラ部』なんて言われていたのが卓球だ。パッと見は狭いトコロで小さな球打ってラリーしているのは地味だ。テニスの簡易版の印象があったのかもしんない。


 スポーツマンガのここら辺は本当に難しい。いくら魅力的な競技でも『マンガ映えしない』というのがついてまわる競技もある。競歩とか最難関ではなかろうか?さりとて、異次元な展開にしたら全く別のマンガになってしまう…。いや、『テニスの王子様』はそれで成功したような気もしますが。



 『少年ラケット』は思いきった絵づくりをするのが面白い。今週は特にそれが炸裂している。だからと言って球が分身するとか絶対無いのが抜群の安定度です。


 …それにしてもこのマンガの単行本のオビはなんだかメジャー選手ばかり寄贈しているような。ここ最近は卓球に盛り上がりを見せているし、卓球マンガはそういう盛り上げに意欲的な気がします。



スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

メールはコチラまで
BQE01233(あっとまーく)nifty.ne.jp