シリアスとユーモア        板垣巴留『ビースターズ』 - 豚か狼か

シリアスとユーモア        板垣巴留『ビースターズ』

週刊少年チャンピオン
04 /03 2017



 最近気が付いたんだが、『怖いコトしか描けない』のならばホラーマンガは描けないのではなかろうか?というコト。ホラーマンガって、よくよく読むと『意外にも笑える』という感じで、ギャグマンガ家になりたいからホラーが描けないとダメ…は無いけど、ホラー描きたいからギャグもある程度理解しないと…というのはあるかな。



 何にしてもマンガはあらゆるジャンルがあるけど、間を繋ぐという意味でのユーモアは決して邪魔にならない。真面目なストーリーマンガでもユーモアが無いと面白くなんないと思うのです。




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 今週の『ビースターズ』はラストがシリアスであり、感情が静かに爆発するんですが、これは冒頭のシーンのユーモアがイイ感じに効いている。このやり取り自体は『読者の再確認』という役割が強いんですが、ここに『ユーモア』を入れるから楽しいんですよね。



 これが『再確認』だけで淡々と説明セリフだと読み手のテンションがダダ下がりになってしまうのです。



 しかし、この物語はどこに行くのかサッパリ分からない。サッパリ分からない作品というのは時として『大丈夫か?』となるものです。まるで、嵐の海でのイカダの如く。が、『ビースターズ』は行き先が全く分からないのに全く不安が無い。これはスゴイ作品だ。



 コメントにもありましたが、自分もここをカラーページにして欲しかったな。『修羅の刻』の三巻で新撰組・沖田が血を吐くシーンをわざわざカラーページにしてましたが、こういう例外してもいいな~。結果、単行本の値段がチョッピリ上がっても、ちょっと減ページになっても個人的には構いません。


 
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宇都宮 勇

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