納得のルイ先輩        板垣巴留『ビースターズ』 - 豚か狼か

納得のルイ先輩        板垣巴留『ビースターズ』

週刊少年チャンピオン
05 /16 2017


 これを読まれている方にも心当たりはあると思うが


 いわゆる話題作を人づてに聞く。テレビ番組・映画・マンガ・ゲーム等々だ。が、聞いてみても『そんなに面白そうには思えない』という経験があるだろう。


 思うに、いかに話題作であっても下手な説明であればツマラナイというコトになって、面白さというのはストーリーそのものでなく、やっぱり面白くさせるテクニックがほとんどの割合では無いか?


 あと、大事なのが『納得させる』というコト。例えばバトルマンガというのは『主人公の闘い』に納得しないと楽しめない。これは正義とか悪とかでなくね。よく例に出す『ワイルド7』の『ヘボを助けるのは友情だ!その友情が犯罪になるのなら俺は喜んで犯罪者になる!』というセリフが自分にとってのそれだ。あ、俺、コッチの側に居たいとする気持ちになるコト。


 そして、倒される側にも『納得』は必要だ。



 2017324.jpg


 今回の『ビースターズ』はお釣りがたんまりです(汗)。


 もう、俺、このマンガのコト書くのヤダ!!スゴすぎて粉々だよ!!なんで毎回毎回こんなにスゴいの連発なんだ?おかしいだろ?


 まず、いよいよまで『もったいぶる』と思っていたルイ先輩の過去を惜しげもなく開放するセンスにシビれるしかない。やっぱ、マンガはこういうコトに関してはもったいぶるだけ読者にマイナスだわ。これをこのタイミングでサッサと出しているトコロの余裕がすげーよ。


 また、生まれたまま食肉扱いなので文字通りの動物であり、言語を解さない…という設定が作品に深みを与えている(週刊ペースでよくそんなコトを練れるなあ…)。ルイは『生まれながらにして気高き者』というのを語らず……いや、むしろ言葉を取り上げるというコトで表現している。


 そして、このマンガの特徴でもあるんですがね今回は特にキャラの目力がハンパない。これで何が不満か?驚きの連続である。


スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

メールはコチラまで
BQE01233(あっとまーく)nifty.ne.jp