シリアスなのに            板垣巴留『ビースターズ』           - 豚か狼か

シリアスなのに            板垣巴留『ビースターズ』          

週刊少年チャンピオン
05 /22 2017

 シリアスであり、真面目であり、堅苦しいマンガも世の中にはしっかりたくさんある。


 が、それだけの作品が生き残るのはそうとうに難しいのではなかろうか?このシリアス展開の中にユーモアとか笑いを入れてマンガというごらくは成立するものなのだろう。



 2017333.jpg



 前にもそのコトについて書いた『ビースターズ』ですが、ここら辺のバランスが絶妙なんですよね。話の内容としてはかなりハードで救いの無いものなんですが、そこまで鬱屈してない。そもそも当事者のレゴシは悩んでいるのはもちろんなんだけど、どこか笑わずにはいられないトコロがある。


 また、今回はレゴシに『決意』をさせて冒頭で頼もしい活躍を見せているのも大きいだろう。チャンピオン誌がこのマンガを大いに推しているのは嬉しいのだけど、このマンガは『物語』という側面が強いのもあるんで、変に引き延ばさないでカチッと完結させて次回作にシフトしてもらいたいものではある。今から心配だ。そのぐらいにこのマンガは作品としての完成度が高いので期待しております。


スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

メールはコチラまで
BQE01233(あっとまーく)nifty.ne.jp