新たなる挑戦          横田卓馬『シューダン!』 - 豚か狼か

新たなる挑戦          横田卓馬『シューダン!』

横田卓馬『背すじをピンと!』『シューダン!』とかとか
06 /12 2017


 もう、いいオッサンになりますがガキの頃と全く変わってないな~というのが『楽しいマンガに今もワクワクする!!』というのがある。なので、それを描いてくださるマンガ家さんには感謝です!!


 しかし…しかし、だよ。勇チャンにもコダワリというものがあるんです。チャンピオンより優れた少年誌など存在しねぇッ!!をスローガンに掲げ、チャンピオンブログを続け、『打倒ジャンプ!!俺たち逆バクマン』と思っていたサ……。



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 俺、四半世紀ぶりにジャンプを買う。


 なんというコトでしょう!!オークを前にした姫騎士が『く…殺せ』(通称・クッコロ)という屈辱です。そう『背すじをピン!と』の横田卓馬先生の新連載が始まってしまったからなのです。嫌がっていた姫騎士はやがて快楽に身を委ね的なコトなのです。これを書いている今もクッコロです。


 さて、この『シューダン!』ですが、とても面白かった。ワクワクしている。という語彙力が著しく低下した感想に集約される。とにかく、ただただ面白かった。それほどまでに完成度が高かった。衝撃の第一話だ。


 衝撃の第一話…なんて書くと奇をてらった作品のように感じるかもですが、むしろ常軌を逸した特別な展開は無い。だからこそである。ハタと気付くと何回も読み返し、その度に発見がある……作品に我を忘れて夢中になった。これこそが『マンガの出会いとして最高』だろう。




 しかし『ジャンプのサッカーマンガ』である。前作は『ダンスマンガ』というコトで目新しい題材であったが、サッカーは野球の次に多いスポーツマンガだ。すごいな、と思った。ジャンプのサッカーは『キャプテン翼』が有名であるが、その他は苦戦している。なんと言うか、ジャンプという雑誌との相性が悪い気がするのだ。


 が『シューダン!』の登場によって、これは大きく変わりそうである。もちろん奇をてらったコトはしてない。むしろ逆だったというのが面白い。前作の『背すじをピン!と』は『俺たちサイド』というのが作品の中に在って、あらゆるダンスペアの中から共感を感じる自由さがありました。今回の『シューダン!』は『なんとなく楽しくサッカーやってます』というスタートであり、これはスポーツ少年の中で最も多いケースだろう。これまでのスポーツマンガのセオリーをさらに俺たちサイドに寄ってきたというのが大きい。奇をてらったコトはしてないが、これまでの少年マンガで寄せてこなかったポイントでもある。


 ただ、このマンガは本当にスキがない。ジャンプの表紙で一目瞭然ですが『とりあえず、ソウシ・ロク・ナナセのキャラを覚えておけば問題ない』というイージーなトコロから、ヤマトの波動砲という後々の展開を拡げる布石もあちこち置いている。いや、本当にスゴイ作品が登場してしまった。これがチャンピオンで無いのがとても悔しい。



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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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