地味に効果は絶大だ          古川一・白土悠介『虚ろう君と』 - 豚か狼か

地味に効果は絶大だ          古川一・白土悠介『虚ろう君と』

週刊少年チャンピオン
06 /18 2017


 『ウルトラマン』とかのヒーローもので必ず出るイチャモンとして


 『なんでいきなりスペシュウム光線(決め技)で始末しないの?』



 …というのがある。そう言えば『水戸黄門』も暴れて勿体つけてからの印籠である。ンなモン決まっている!!それが『フィクションの面白さ』だからだ。イチャモンの自覚があるなたまにはいいけど、マジで言ってるならば残念ながら物語に向いてないので他の楽しいコトに没頭した方がいい。


 が、そこは偉大にウルトラシリーズである!!『ウルトラセブン』の第一話『姿なき挑戦者』の回で、それをやっている。敵であるクール星人は出現してから二秒で真っ二つにされていて、やはり見せ場の重要性を自覚するだろう(初期のセブンのバトルは淡々としていた)。



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 何もタイマンバトルしないで、アタマを使って敵を内部崩壊させよう!!



 …というのが今回の『虚ろう君と』なんですが、このマンガに関してはこの路線のが面白いような気がしてきた。やっぱりマニア好みなんですけど、やっぱ俺はこのマンガは毎週楽しく読んでいるしなあ。変にインフレバトルになってないし、工夫で勝つのは面白いんですよね。その読み応えは確かにある。



 また、ダイレクトに『殺す』相手に対して、社会的・存在的に『殺す』という対抗策も面白い。こういう方向だとメジャー性が削がれるんですけどね。先の『二秒でやられたクール星人』ですが、これが長々殺陣をやっていたら作品の緊張感が削がれる結果にもなった訳で、取捨選択というのは難しいものです。



 新型の虚人が出て女性型も居るみたいなんですけど、アホ毛がやたらと長いですね。アホ毛の長さに比例して戦闘力が決まるとなったら、さなかの何倍も強くなります。さて?



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宇都宮 勇

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