育っているヒロイン          安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』 - 豚か狼か

育っているヒロイン          安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』

週刊少年チャンピオン
07 /07 2017

 誰しも一度くらいは植物を育てたコトがあるだろう。


 勇チャンは小学校一年の時にアサガオを授業で育てたが、誰よりも発芽が遅かった。他の子が竹ざおさして巻きつけているぐらいの段階でようやく発芽した。で、夏休みはもって帰る訳だが、どういう訳か異常速度で発育し、夏休み中にほとんど枯れたという……。俺は枯れたアサガオを持って二学期を迎えたのだ。



 マンガというのは単行本もいいが、可能であれば雑誌で追える方がいい。それはキャラクターや作品の成長を実感できるからだ。そっちのが贅沢に楽しめるからだ。



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 一部の読者にお待たせです。


 鈴派に特化してしまった回!!



 今回は連載しばらくしてからの面白さがありますね~。雑誌で読んでいたら尚のコト、でしょう。おそらく連載当初には無かったと思われる要素がガンガン発芽してます。例えば、カメラのシーンというのは初期段階の設定では無かったんじゃないでしょうか?


 マンガというのは所謂『絵に描いた餅』ではあるんですが、その『餅が生きている』というのもマンガの本当ではあります。今回の鈴はさらにそれを実感するような成長を見せました。



 マンガを描くのがやめられない人って、そういうのを知ってしまったからなんだろうな~。



 
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コメント

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No title

いやはや鈴さん好きにとってはたまらん回でした。

オカルト愛の深い鈴さん。自分の趣味が一般には忌避されるものであり、現に孤立を引き起こしていますが、それも受け入れて己を貫いている。
では彼女は厭人的な性格なのかというと、そんなことはなく。自分が信頼した相手には、とても感情豊かに接する一面があることを今まで見てきました。

大祐とも、おそらく彼の性格を理解した上で、少し甘えながら、賢く関係を続けている。同年代にそういう相手が居るということは、鈴さんにとってとても価値があるのだろうなと思います。
そして今回の「ありがとう」は・・・・・・それはきっとお弁当のことだけではなく、(表現をお借りします)心中に芽生え、成長し、しかし未だ発展途上の、彼への感情の発露なのかなあと感じました。

最後、鈴さんは回答を避けました。単にはぐらかしたというよりかは、自分でも何に対してのお礼なのかはっきりとは分からないけど、今まで積もったものが、ふと口からこぼれた・・・・・・とかだとが良いなあと思いました(笑)

鈴さん凝縮回ということもあって、随分と長くなってしまいました。どうかご容赦下さい・・・。






鈴の良いトコロ


 こんにちは。



 自分が鈴で一番気に入っているところは『自分の好きなものに対して理解が無いのに感情的にならない』というのがあります。例えば、自分の好きなマンガ作品をけなされれば大抵の人は怒り、醜い争い(だいたいお互いの粗探し系)に発展しますが、鈴はそういうのが無いんですよね。



 好き…というのに『承認欲求』とか『利益』とかそういう欲望が絡まないトコロです。自分も一応はマンガブログをやっている身でありますので、そういう精神性を身につけたいトコロです。


宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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