才能を描く            野部優美『ランブル・フィスト』 - 豚か狼か

才能を描く            野部優美『ランブル・フィスト』

週刊少年チャンピオン
07 /11 2017


 このブログでよく書いているコトに『マンガは才能では無い』というコト。


 マンガを普通に読んで、マンガに憧れを感じたけど『なれない』という方は才能に起因したがると思いますが、俺個人はそうは思わない。思いたくない。マンガブログを続けてきてそれなりになりますが、マンガほど積み重ねが反映されるものも無いと感じます。そして、それを習得するのに『これで良い』というラインが無い。おそらく山頂にまで到達できた方は誰一人としていない。


 そういう在り方であるマンガが自分は好きです。



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 さて、先日新刊が発売されました 野部優美先生の『ランブル・フィスト』の第四巻です。


 先に言っちゃうと、このマンガにおいての主人公・阿倍克己は誰よりも才能がある!!と描かれている。



 最近、聞く話としては『主人公を才能溢れるヤツ』で描かせたがるマンガ業界もあるそうで。なんでも才能で簡単に解決させてしまう…という。伝説の編集者ですら努力なんかみんな嫌いなんだよみたいなコト言ってたしなあ……。で、才能で何でも解決という。


 それは『才能』でなく、『ズル』じゃないかな?


 …と自分は思うんですよね。先に書いた『マンガは才能』を語る人もまた『ズルで結果が欲しい』という考え方なんじゃないかな?



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 才能はとにかくやらないと絶対に開花しねえッ!!



 …という信念を感じるのが野部先生の作風であろう。以前『落語ボクサー』の記事を書いたが、このマンガもまだ主人公が『ン十年に一人の逸材』として描かれていたが、地味な走りこみ等を厭わずにやっていた。それに関して『努力できるのが才能』なんて言う方もいますが、やっぱり自分はちょっと違うと思うんですよね。だって、そういうヤツで何か得体の知れない力に突き動かされているとしか思えないし。


 ここら辺は自分もイマイチ『何だろ?』と整理ついて無いのですが、この『ランブル・フィスト』に描かれている才能に関しては納得して楽しく読んでいる。



 
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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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