カッコつけたがりの徹底         藤田勇利亜『黒き薔薇の花束を』 - 豚か狼か

カッコつけたがりの徹底         藤田勇利亜『黒き薔薇の花束を』

週刊少年チャンピオン
07 /14 2017


 男というのは基本『カッコつけたがり』である。自分を大きく見せたがる。ほとんど全ての男がそうだと思います。それを変える要素はおそらく『環境』であると。環境から『学ぶ』というプロセスを得る。なので、やたらと自分を大きく見せようとする人は『学ばなかったのだろうか…?』と不安になるなあ。


 が、『学んで』それでも『カッコつけたい』と願った男は輝く。カッコ良く。



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 藤田勇利亜先生の新作読み切り『黒き薔薇の花束を』はそんなカッコ良さが輝く作品だ。


 とにかく『カッコつけに命を懸けている』という主人公のアタマの悪さが最高です。そうです、勇チャンはそんなアタマの悪い男になりたかった!!そんなカッコ良い男になりたかったのだ!!


 …なのに、どうしてこんなダサダサの中年になってしまったのか?そんな物悲しさを痛感する一本でした。このマンガの主人公はいいね~。


 またページ数26に対して、読みやすく内容も濃いというテクニックの巧さ。加えてさらにアップしている画力も頼もしい成長を感じます。



 ただ、細かいトコロで気になったのだが、主人公の一人称が『俺』と『僕』とを行ったり来たりしているのが惜しい。使い分けとか法則性みたいなのがチョット感じられないかな…。この作品ならば『僕』で徹底した方が好みです。


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宇都宮 勇

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